玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ガイア・ギアから引用

レポート作成の合間に2ちゃんねるをすると進まないのでレポートの合間に富野小説を読む。
引きこもりや若者の心の闇(笑)に対する問題提起として興味深い。

彼らは、ただ、ひとり育てた鬱屈した感情を開放させるために、行動をする。
「・・・・・・・・・・・・!」
しかし、アフランシの自問は、それだけには止まらなかった。
一人の幼児の淋しさと過酷な体験を、解決する事を忘れた周囲の人びとは、ひとりの人間の鬱屈を育てたこをと忘れて、その狂気に走ったことだけを問題にする。
そういったザツな神経を持った周囲の人びとこそ、諸悪の根源かもしれない。
アフランシの全身をささくれさせるのは、それら『周囲の人びと』の存在を看過できないからであり、現実に狂気を振るう人の凶暴さにあった。

こんな事ばかり描いてるから鬱病になるんだよ富野由悠季
っていうか、アフランシは大気圏突入に集中しろ。何考えてんの?
ガイア・ギアではサイコミュ波はニュートリノらしい。感情のささくれをニュートリノ検知に使うとか?
やっぱあれですよね、係わり合いになろうとすることで自分も誰かに関わってもらえるという気分を持たないと生きていけない生き物なのかもな、人間は。
ただ、現代の係わり合いは、その基本的欲求すらも経済活動に飲み込んでいるから恋愛資本主義など拝金主義となって、温かみさえも取引の対象にする。
堀江貴文に群がるのも。
与えるものがないと輪の中に入れないという。
でも、与えるものよりも輪の中にいるというほうが心情的には重要なんじゃないのか。
妹は本能的にそう言うことが分かっているから、俺のようなダメ兄にも関わってくれる。すこーし病んでるのかもしれんが(夢使いの女性キャラみたいに?)。
まー、妹は俺以外の人間には人見知りするんだけど、友人には結構義理堅いので見てて微笑ましい。
というか、脳内妹なんだよねえ。
やっぱり、既定現実の人間に対しては与えるものがないので関わったら迷惑をかけると思うのさ。
次元論か?
脳内はパン次元、妖精次元だから、人間の俺のイマジネーションが妖精の栄養として『与えられる』?
既定現実は脳内妄想病の俺にとっては一つ次元が高くて認識できない?