玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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早速、海のトリトンを読む。

まず、1巻表紙折り返しの手塚治虫神の弁明が既におもろい。うろ覚えだが、

この漫画はもともとはサンケイ新聞に「青のトリトン」として連載した物です。
この漫画はご覧のとおり構成がちぐはぐです。最初、主人公として和哉と言う少年が登場しますが、だんだん出なくなってトリトンが主人公になります。これは海の男の根性物がいつのまにかSFになったからです。
テレビ漫画のほうは僕が作ったのではありません。

手塚神萌えー!ひょっとすると富野よりアレだ。ツンデレというか素直シュール
タカヤの路線変更なんか目じゃないな。
トミノ御大は手塚神よりも長生きして欲しいのでプロダクションの責任を背負ったりはせずに、流しの演出家として好き勝手にやって欲しい。
んで、トリトンだが、確かにおハゲ様が「あの、海のトリトンというのは、手塚先生の作品の中でも駄作です。原作はとても使えるものではなかったので全部書き直しました。」というのも、まあ、そうだよなあ。な感じでした。
でも、少年が無意味にパンツを脱いだり、ピピが無意味に幼女だったり、超萌え展開
(寝たバレ)
ポセイドン族の女を殺すのをためらったらアパートに住み着いて、トリトンの育てのお母さんに料理を習ったりして、嫁かよ!等の超萌え展開がスゲー。
つーか、ルカーの洗脳振りがコエー。ポセイドン族は悪い!殺せ!
んで、トリトンポセイドンの息子、娘たちを見つけては暗殺していく。強いが怖いぞ。
っていうか、最初に殺される敵が「復讐など、俺だけにしておけ」とかいって死ぬとか。面白すぎる。敵の方がカッコいいじゃん。んで、女も容赦なく殺そうとしたら「私はまだ若いの、死ぬのはいや」とか言われて、「トリトン族を皆殺しにしたくせに!」とか言いつつも家に連れ帰って、嫁かよ!
そんで、ベトナム戦争に例えて「本当は憎んでないのにどうしてうわべでは憎みあうの?」と敵の女が泣いて2巻に続く。手塚神は、名作よりも駄作のほうが言い知れないパワーを持ってるんじゃないだろうか?なんか枠が壊れてる。ジャンルを開拓していった人だからなあ。