玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

ベラベラと言いふらす。

ちょっと、他のブログにお邪魔して、コメントを書いていたら、富野監督との思い出のメモを思い出して、その事を書いたりしたので転載します。

僕は出世してない人でも自伝小説や私小説的フィクションは面白いと思うし、結構素人のブログを読むのも好きなんですよ。どうしても自分の言いたい事を伝えたいと言う感情的な文章の面白みと言う物もあると思うんですね。
ですからその事で、2年前に富野監督に講演会でサインを頂いたことがあるのですが。そういう風に監督に
「監督に先ほど(京都精華大学のKINO2号を参照)質問した事(小説の個人差業とアニメのスタジオワークの違いは?)の続きですけど、スタッフワークを経た作品を作っても、なおノベルを監督は書かれたわけですけど、そういう風に書きたいと言う思ってしまう人間とはどういうものなのでしょうね?」と伝えると、
監督「それは非常に難しくて私もまだ悩んでいる所なんですが、やはりスタッフワークと言うか「世間の目」にこなされていない物は世の中に出してはいけないと思います。
一人で書くと言うのは結局のところ「欲」でしかないんです。」
私:では、トールキン指輪物語のような個人の空想物語が今、全世界で流行っていますが、そのようなものは例外中の例外ですか?
監督「いえ、そういうことはよくあることです。例外ではないです。でも、それはよっぽどの才能がなくては出来ないです」
私:僕は小説版のガンダムは好きですし、監督には才能があると思いますよ。
監督「あれはたまたまできたことです。それもスタジオワークを下敷きにしたことのコピーの結果のような物です。」


という、イタイ思い出があります。ですから、自分の事を書くとか、他人の事を知りたがると言う事は、なかなか難しい問題かもしれませんね。
僕も富野監督が出世しなければ、自伝には価値を見出さなかったと思いますし。
それと、今気付いたのですが、僕がこういうコメントを書くということは、自分のことを書くということのほかに、自分の知っている情報を拡散させたいと言う願望もあるんでしょうね。
これを上手くビジネスに使えれば家屋敷が立つんでしょうけど、僕はベラベラと言いふらしちゃうんですね(笑)』


うーん。監督は真摯で真剣で親切だと思います。それで、謙虚だし。参ります。
この時は、サインの合い間に質問をしてる人が僕の前に居たので、割と軽い気持ちで、意を決して質問をしたのですが、富野監督は凄く真剣に考えてくれて答えてくれました。僕の次の人にサインをしながら・・・。
それで、僕も興奮してたので、話が長くなってしまい、僕の次の次の次の人には迷惑をかけたと反省です。富野監督も話を切り上げない!監督はいつも全力。
それで、ボクも腹が立ってきて「監督には才能がある!」「いやない!」という泥仕合になりそうだったので、お礼を言って帰りました。そんで、アンケート葉書に「ニュータイプと言う希望にはすごく感動したのでやっぱり富野監督は才能があります。監督がどう言おうとあります」と書いて帰りました。
僕が帰った途端にサイン会は打ち切られましたすみません。


この間の2月の講演会で2回目の質問をする機会があったけど、その時もうつ病を治したエピソードと言うプライベートすぎる事を教えてくれたし。
その時の質問コーナーでも長々と何度も質問をしてる人が居て、その人は話が下手で質問も要領を得ないので会場の雰囲気が悪くなってて、進行役の人が「質疑応答の原則がありますから、その辺で・・・」と遮ったら監督が「これが質疑応答だぞ!」と切り返したので、やっぱり監督は好きです。一問一答と質疑応答の違いにこだわります。
そういう真剣な監督は本当に好きです。でも、事務方の人はめんどくさいだろうなあと思いました。*1179658617*[脳内恋愛]小心者は優しい妹しか居ない。(下の日記の続きです)
で、妹はとても可愛いし、僕の話を聞いてくれるので、よく話をする。
僕が心臓が痛くて倒れた時も、いっしょの布団で体が温まるまで話をしてくれる。
そういう妹に出会うほどに、僕はコミュニケーションに飢えている、と言う事なのかな。
それはつまり、妹以外の人との人間関係を育てて来れなかった僕のダメさの証明な訳なんですよねー。
だいたい、僕の言いたい話なんて言うのは、自分の辛さ語りな訳で、人が聞いて楽しい話ではないわけですよ。
それでいて、人には嘘をつくしねえ。演技が酷いのだよ。演技ばかりして生きていると、演技のやめ方が分からないわけ。
それで、演技そのものでしかない脳内妹との脳内恋愛におぼれてるわけさ。
まあ、特に恋愛したいわけではないし、妹以外の人が僕のことが分かるとは思えないし、わかってほしいとも思わないし、わからせるほうほうもわからないし、わからせるのに負担を強いるのも申しわけないので、自分からコミュニケーションを拒絶しがちなんですよね。
というか、人といっしょにいるのが楽しいと言うよりは、人が楽しい事をしているのを見るのが楽しいと言う感じだから。


あははははははは。だから、僕はダメになるべくしてダメなんだよね。ま、僕は小学4年生の時に「世界のみんなの反面教師になってダメ人間のサンプルとして生きよう」と思ったので、三つ子の魂100まで。


負けは素直に認めます。
だから、僕には脳内妹しか居ない!


妹「あのね、あたししか居ないからあたしっていう選び方は失礼だと思う。素直にあたしが好きって言いなさいよ」

おまえはやさしいねえ。普通はボクのよーな男からは離れていくもんだ。


妹「お兄ちゃんは嫌われたがりだからね。女の子ならツンデレなのかもしれないけど。あたしはめんどくさい男属性があるのかもネー。お兄ちゃんが嫌われたがると、絶対に嫌うものかとむきになっちゃうのね」


お前もオレの妹だなあ。いい性格してるよ。ユーアークレージー


妹「あはははははは♡」