玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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CLANNADについてのコメントレス

http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20070922/1190386646#c1190663207
通リス 『たまたま通りすがりましたが、考察に同意する部分が多くてびっくりしました。
でも、一つだけ言わせてください、
キンゲのミイヤ祭は別格』ですw
むしろ杉野・出崎オタの結城氏あたりは『あんなに動く必要はまったくない』とまで言ってました。
まあそこらへんは川尻善昭出崎統の対立とか色々あるんでアレですが。

まあ東映の用意したアニメーターがゴミだったのはスタッフロールを見れば一目瞭然です。
なんで劇場作品ではっとりますみなんて使うのかと。
プリキュアの劇場版だってもうちょっとマシな原画マンでやってますよw
というかテレビ版プリキュア5以下かも。
作監の大西さんが凄く頑張ってたのが画面からも伝わってきたのは一筋の光明ではあったのですが』 (2007/09/25 04:46)

nuryouguda 『通リスさんったら、たまたま通りすがっただなんて、またまたぁ。毎日見てる癖にぃ。
と言う訳ではじめまして。


ミイヤ祭はやっぱり別格ですかー。なるほどー。でも、アニメで祭りをやるんなら、あれくらいのインパクトがほしいです。
劇場版AIRは謎の鬼や波や混乱する観鈴にシンクロした波ガラス的なデッサン崩れとか花火とか、作画よりは演出レベルでのインパクトが大きくて良かったです。
あ、でもAIRの方がモブシーンはきれいに、というか破綻の無いレベルで描いてあった気がしました。霧島佳乃遠野美凪たちも出てたし。
キングゲイナーが別格過ぎるなら、せめてイノセンスのストーリーとは全く関係ないアレくらいでしょうか。僕は贅沢です。
川尻さんとかアニメーターさんとかの個人的な業界関係は存じ上げませんが、結城信輝氏が出崎&杉野昭夫おたくっていうのは僕の見立てどおりだったようで、見たままですねエ。
リトバスでやりませんかね?結城信輝は原作改変は得意ですし。


東映の作画の空気読まなさは昔からですよね・・・。はっとりますみ氏の名前は今はじめて意識しましたが2ちゃんねるで評判悪いみたいですねー。
僕はすごい上手い人しか知らないので、今回はスタッフロールを見てもわかんなかったんですが。
好意的に解釈すると、出崎監督と絡ませる事で若手育成・・・・・・。というのは好意的過ぎますねえ。正直プリキュアのほうが出来がいい絵がありましたし。
大西陽一氏は東映kanonのキャラクターデザインの人ですね。頑張ってたんですか。うん。全体的にはだいぶAIRよりも安定してたし美少女ものっぽい絵柄になってたとは思います。


http://www.style.fm/as/05_column/tsujita28.shtml
http://www.style.fm/as/05_column/tsujita29.shtml
ここで出崎監督の仕事振りが書いてありますねー。
やっぱり出崎監督は改変しまくりのようですね。いいぞ、もっとやれ!
出崎監督は登場人物を生かすために本能と情動で作ってるのが芸術家です。タマラン。
チェックもちゃんと細かくやってたみたいですね。
でも、もーちょっと何とかならんかという所もあったわけです。主に、やっぱり、もブシーンの作画的な雰囲気が。具体的には落語シーンで笑いすぎとか。
もっとアニメーターも取っ組み合いをして欲しかったんですが、雇用関係とかも在りますし。皆でものを作るのは大変です。


とにもかくにも、良い所も、承服しかねる所も、色々語りたいという気分になる出崎監督作品は僕にとってなかなか面白い作品である事は確かです。
古臭いの一言では片付けたくないんですよね。だって、ふるいも古くないも、出崎演出って出崎統くらいしかやってないし・・・。
まあ、先に書いた通り、デジタルアニメーションを前提としていないアナログ技法だと言う事はできるのですが、今のデジタルアニメーションは出崎が開発した技法のマイナーチェンジでもあるわけですし・・・。
ヌルオタどもが何となくの違和感を古臭いと言う事で片付けるために「古臭い」というのなら、そんな言葉使いは口が裂けてもしたくないですね!
つまんなかったら「自分の口には合わない、なぜなら自分はこういうのが好きだから」で良いのです。作品は作品であって視聴者の好みなんかどうでもいいんです!売上を気にするのはケツの穴が小さいぜ。
でもまー、パッと見の印象で新しい質感か古い質感かって言うのも分かりますけどね。今の時代に初期の名作劇場を出されたらやっぱり古いし質も低いという事になります。でも、作品単体で見たら古くても面白いんだよなあ。ラ・セーヌの星とか。


出崎監督たちの世代はアニメでありながらも映画であることを目指していますが、80年代以降のアニメではアニメである事に自覚的で、アニメとして開き直ってるので、そこらへんのスタンスも違うんでしょうねえ。作り手だけでなく、受け手のほうも。
僕は結構雑食なんですけど。歌舞伎からニコ動まで!


爺アニメは
世界名作劇場火の鳥〜宇宙戦国時代編」
がいいと思います。


そして、ちょっとレスをするだけで1時半と言う僕!』 (2007/09/26 01:34)