玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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キミキス pure rouge2話

毎回キスシーンが在るかと思ってたら、それはなかって、残念。
でも、サッカー部の女の子の唇に見とれてたりしたよ。思春期やのー。男だもんな。
男性主人公分割で効果的だと今回思ったのは、ギャルゲーにおいて、ヒロインごとにコロコロ人格を変えてしまう無個性な主人公キャラを、ある程度ルートごとに分担させて分割する事で、文系で消極的な主人公と体育系で積極的な女性を気にする主人公という個性をつけることができたと言う部分。
それは物語を動かすのには上手く使える要素を編み出したなって感じ。
っていうか、のだめカンタービレでつちかった演奏技術を使うとは!
楽器のできるミステリアスな男って言うのは耳をすませばっぽい。
こういうイケメン系男キャラクターは、男性オタク視聴者からは嫌われそうだけど、少女漫画の文法としてはスタンダード。
男にとって女の子は謎だけど、女の子も謎を持った男の子が気になるもんね。
たとえば、ブレンパワードで主人公の伊佐未勇がいきなりヒロインの宇都宮比瑪にキスするのは、変態チックだが、主人公の宇都宮比瑪がいきなりイケメンの伊佐未勇にキスされたと思ったら、少女漫画的な出合いとしては王道なんだよな。
なぜか気になる不思議なアイツって言う感じで。ディスコミュニケーションもそういう作品だけど。
というわけで、誰でも見れるテレビと言うメディアの性質を勘案した上で、女性視聴者にも間口を広げる策としてはなかなか良いんじゃないか?と思う。
女性ファンがつくかどうかは俺は女性じゃないから知らないが、腐女子ガンダムWにもキャプツバにも貪欲に食いつくから、男性よりはフットワークが軽いかも。
腐女子と少女漫画読者は違う?まあ、知らんけど。
ハチミツとクローバーで最後まで先が読めなさ過ぎる恋愛模様を描いたカサヰケンイチ監督が、今回オリジナル要素爆裂でどんな恋愛を描くのか、結構楽しみだったりします。