玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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考える技術・書く技術 板坂元

ブログを書きすぎなので、すっきりと即座に文章を書けるようになりたくて買った。
古かった。

考え方とか。作者の思考がその時代の常識にとらわれているのが見えたりとか。
「女は家事労働などの単調な仕事をするから馬鹿だ」のあとに「男でも料理をすると頭がよくなる」とか書いてあって、爺は黙れよ。
っていうか、あんまり役に立たなかった。
なぜならば、
僕はいいことを書こうとか、努力をしたいとか、まったく考えてないばかりか、むしろ逆で、努力をしないであっという間に脳の中で考えていることをブログというゴミ箱に廃棄するための文章を書きたいのです。
だから、文章を書くためにメモを取ったり、ネタ帳をつくったり、引用するための故事を集めたりなどということは全くしたくないのです。
人を説得させたりとか、よいことを書きたいなどということは全く思いません。
自分のノイローゼ的思考を軽くしたいだけです。
そりゃー、僕だってはてなブックマークはてなスターがついたり、コメントでかまってもらったらうれしいですけど、それが目的ではない。
そりゃー、はてなブックマークやアクセス数が多いブログはうらやましくて嫉妬しますけど、でも、僕から見て、本当に感心するブログはそのようなものではない。
みんなに親しまれるブログはみんなに役に立つように見せかけているけど、本当は役に立たないと思う。なぜなら、文字だし。
書き方はうまいなあと思うけど、僕は富野語を母語にしてるから、薄い。
竹熊健太郎のように、アイディアを煮詰めた跡に発狂して、初めて面白い。
もっと狂え。
本書では

権威的な引用などのテクニックを使って読者をだきこめ、なめられるな、のせろ。
共通感覚を持たせろ。
説得しろ。

という。
ぼくは、僕以外の読者など他人でしかないので、他人の脳はいじりたくない。勝手に生きて勝手に死ね。みんな、星になってしまえ!
まあ、文章にリズムをつけたりとか、数量化したりするのは確かに同意できるけど、目新しいことでもないし。そんなことはもうやってる。


というか、この本に書かれていることで、古びてない部分のことはすでに私はしているのであります。
富野に関して!
富野発言をネットで見つけたら、必ず保存しますし、富野本は全部読みたがりますし、線も引きますし、エッセイには付箋を貼りますし、とにかく、富野喜幸に関しては努力とも思わないで、本能的にやってしまいます。濃いかと言われると、恋です。
で、僕はそういう熱意で実生活パターンが崩れているのだから、そこらへんをもっとスマートに書きたい。
かといって、富野作品の中の一要素をピックアップしてスマートに書いてあるブログを読むと、それは文章としてのまとまりはいいが、木を見て森を見てない。もの足りぬ。
だから、あれもこれもとかくし、自分でああ思ったことを書いても富野のことをもうちょっと考えると反証も湧き出て困る。
「おもしろかったです」ということだけでいいのだが、どこがどう面白かったかを書かないと文章に対して誠実ではない気がして、どうにもならない。
もっと、熱意を少なく、簡潔に、不正確に、不真面目に書きたい。自覚的に。
ですが、この本のまとめは、

自説、他説の区別を明確にして誠実に書け

何でもよい、どこでもよい、好奇心を燃やし情熱と忍耐力で、そして銭金ぬきで対象に立ち向かうことが、新しいものを生み出すものであることを忘れるべきでない。

だという。

いやー、それや、学者先生のように銭金が保証された身分で好きなことをがんばれば名誉欲とかが満たされて社会的にほめられる人の言い草でしかない。
結局、人間の思想などというものはその人の立場を補強する精神安定剤にしか過ぎないのだから、正しい意見なんていうものは全くもって存在せず、それ葉結局のところ物理学の世界になるんだと思うんだけど、僕は数学がびっくりするほど苦手。
というか、数学は言語の問題だと思う。なのに、数学の教科書は単語の説明を抜きにしていきなり本文に入るから読めん。インド語を使いたい。
こういう風に、思考がすぐに飛んでしまう脳みそを何とかして、シンプルにライフハックしたい。
僕は情熱によって徹夜でアニメの感想を書かないようにして、銭金を得るための公務員試験の勉強をしたい。
理性ではわかってるのに。
だったら、アニメなど見なければいいのに。




そんな甲斐のない生き方なんぞ……俺は認めない!
楽しいアニメを見てないと、現実的に体調が崩れるからな。
むしろ、アニメを見たいから自殺を延長してやってるだけ。
僕個人の生きる意味なんて全くない。価値があるのは家畜だけです。
生きる意味はないけど、アニメを見ると生きる楽しさがあるから、仕方なく死ねない。
でも、アニメを見すぎると、死にそうになる。
見ないと、確実に死ぬ。
アニメゾンビー!



うーん。
しかし、脳内妹にアニメの感想を言うだけで満足できるかというと、やっぱり文字に起こさないとまとまらないし、それに、アニメのことを考えているときは妹を忘れたりもする。
星の鼓動は愛を見たときはすごくいいデートだったと思うけど。


つぎは、理科系の作文技術を読むべきか?

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

http://savanna-nina.seesaa.net/
のninaさんが、考える技術・書く技術はクソツマンネーかったけど、理科系の作文技術は案外役に立ったっておっしゃってたから、読もうか。買ってあるし。
うーん。
おれはしつこいんだよなあ。
もっと、どうでもよい感じに書けばいいのだが。
しかし、実生活がどうでもいいので、アニメまでどうでもよくなったら即死するのではないかという恐れ。




っていうかね、おれはだらだら書いてるだけで
ブログスカウターで170/15000位
webスカウターで5,396位 / 50,017
ブログピープルで
漫画・アニメ部門:3位/1546
メンタルヘルス部門:1位/301
小説家予備軍部門:1位/203
なのだから、いまさら努力したくない。俺の文章は天才だ。


っていうか、こんなランキングがなんの役に立つ!俺の精神病が治って心臓の痛みが取れるっていうのか!
こ!
ろ!
す!



け!



1時間もかかった!1時間しかかかってない?
体感時間は20分くらいなのに!