玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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オーバーマンキングゲイナー5シベリアに光る目

12時間寝た後に、気付け薬の代わりに見た。目が覚めた。げんきげんき。
こんかいは、ランバ・ラル隊とシベリア鉄道と辻占い団とガウリ隊の組織の対比が面白かったです。
どこにも紅一点がいるし。辻占いの団長にも愛人がいるっぽいよ。
ランバ・ラルは美化しすぎだったかもしれん。まー、彼は戦バカだからなあ。
ランバ・ラル隊は「部下の生活の安定」「ランバ・ラルは私にもったいないくらい実直な男性だった。」とか、利他的な理論で動いてたわけだが、キンゲは自分のために動いてるのが普通っぽくて面白いな。
「システムが人を殺すんだよ」
「味方にやられるなんてアホですから」
個人と組織との関係がおもしろい。


アデットがヤッサバを捨てたのではなく、アデットの後にヤーパンの連中がたくさんいたからアデットがヤーパンに付いたとヤッサバが勘違いするって言うのが面白かった。
幼女ゲットしたからいいか。
初めて見たときは後味が悪すぎて嫌な話でしたが。
ヤッサバは天才ゲイナー君にはボコられるけど、サバイバリティーはありそうなので良かったです。
エイファちゃんも売上が悪いのにエクソダスに占い道具を持っていくのが働き者っぽくてえらいぞ。


フランスAVGが新作発表という事で、地球温暖化対策らしい。シベ鉄エコロジーだなあ。
キンゲはそれが敵だから、現代から地続きの未来(ガンダムとか)から地続きの2週目の未来なんだなあ。



しかし、「キングゲイナー共産主義支配に対する自由主義の戦いなのです」というと、アメリカで売れたりするのか?
「ビオポリティクスパノプティコンに対するフーコー個人主義の戦いなのです」というと、ヨーロッパで売れたりするのか?
しねーか!
ガンダムはわかりやすく現代から地続きのテロとの戦いとかアメリカとかだったわけだが。
だが、それは本筋ではない。
ラストのオチは福山芳樹なのだ。
アニマスピリチアー!


作画もいいなあ。
前回は重田敦司さん今回は大森英敏さん。
キングゲイナーは微妙に作画に恵まれていない印象があったが、再見するとなかなか。
うーん。CGとかメカとか美少女がきれいとか、ものすごく動くとか、そーいう分かりやすい作画アニメでもない。
が、シルエットエンジンとかヤーパンの天井の質感表現はなかなか。
ないものを丁寧に描くっていうか。
でも、いきなりマンガマンガなかんたん作画にもなるわけですが。
低位でも高度でも安定しないなあ。
マンガって言うのは画力よりも安定感と統一感が求められる気がするのですが、キングゲイナーや月の風はフリーダムですねー。
今週の絶望先生の絵コンテ総作画監督湖川友謙さんというウワサ。たのしみー。