玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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夢喰いメリー第10話

地震の前にメリーだけ見ておいた俺は勝ち組。
冷蔵庫が吹き飛んだので、避難所からお届けします。


えーと、やっぱり面白いなあ。
避難場ではしゃいでる女子小学生を見てドキドキしてるから、あまり思い出しにくいんだが。
やはり、メリーは、今期最強だな。
萌え、燃え、謎、考察、思想、美術、デザイン、音楽、演技、アニメート、全てが最強!
もう、メリーがあれば他のアニメは要らないんじゃないかなってくらい。
メリーが勇魚の前でバカそうに振る舞いながら、実は橘勇魚を落ち着いて見守るためってのが、戦士の覚悟で良いな。
藤原夢路も勇魚が敵に巻き込まれた事にショックを受けて部屋をぶっ壊したりして荒れながらも、発散した後はエンギ・スリーピースと光凪由衣さんに助けを求め、戦いに備えるとか、まどか☆マギカとは比べものにならない行動力!
橘のオヤッサンも良い男!
それと並行して、敵側も強大な灯台ファロス・エルクレス(原作ボス)が暴虐登場し、樹海ミストルテイン(アニメオリジナルボス)と河波さん(アニメオリジナルヒロイン)の因縁が語られてドキドキ!
河波千鶴さんの過去回想がおにいさまへ…の冒頭過ぎて俺得。
河波さんが感情を失ったっていう過去回想も、唐突な印象がない。勇魚と河波さんのこれまでの交流があり、今回の事件とミストルテインへの復讐前夜というトリガーがあって河波の心が揺れているから、過去の不幸を回想する気分になったと言う訳で、単なる説明ではなく、ちゃんとしたドラマ、心の動きになってる。上手い!白根秀樹シリーズ構成上手い!
復讐と勇魚との間で揺れる河波!どうなる?


そんなハードな展開に挿入される秋柳タカテル君の過去の不幸と、現在の幸福のドラマ。秋柳君も中盤では樹海候補の謎めいたキャラだったが、今回で彼のドラマは一応決着し、ラストはメインキャラの戦いに集中できるってか。上手い!
寄り添う空き缶と紙パックいちご牛乳も、タカテル君に彼女ができたって演出わかりやすくていいな!
id:karimikarimiさん的にも。
で、そんな彼等の日常の幸せが、芝居上の箸休めになり、同時に勇魚と夢路の幸せが奪われるかもしれないという不安感とラストへの注目が高まる!


あと、勇魚の趣味の絵がまた素晴らしい出来!背景美術の、ゆきゆきえさんの絵かな?夢で見た生き物って、芸術的だし夢魔との関係も暗示してドキドキ!
しかも、単純に絵を見てるだけでも綺麗だし、勇魚の部屋の壁紙の色とか、他の場面の背景美術(海とか電車とか空とか夢とか)も素晴らしい。見てるだけで幸せ。


さて、ラスト残り三話!
山内重保監督がまた連続絵コンテでフィニッシュらしい!すげえ!
夢路とメリーは勇魚を助けられるのか?夢魔は送り返せるのか?
(部長はクリスを失っても元気だから大丈夫だと思うが、その条件は謎)
いくつも交錯する復讐の決着は?
由衣役の秋谷智子さんのキャラクターソングかわいい!
エンギの遠藤綾さんの歌も!
あとエンギの腋!メリーの臍!タカテル君の彼女の名前忘れたけど下乳!萌える!
飯島は飯食いすぎ!
あと、ジョン・ドゥって再登場するのかな…?
地震は怖いが、命(ていうかやっとローン払い終わったDVDレコーダーの命)があったら続きに目が離せないぜ!
山内重保監督やスタッフの人の体調も心配だぜ!絵コンテ書きすぎだぜ!出崎統か!
原作とはかなり別物ですが、原作者の牛木先生も毎週楽しみにしてる夢喰いメリーをよろしくな!原作の表紙の色の使い方もアニメに負けないくらいきれい。アニメは人手があるから原作の漫画よりは段違いに綺麗だが!
録画してるけど、地震でぶっつぶれたら逆にDVDを買う理由が出来て良いよな!わぁい!