玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

重戦機エルガイム38〜40話 第3クール目の終わり

第38話 エスケープ・ギワザ 脚本:渡辺麻実 ストーリーボード:斧谷稔 演出:川瀬敏文 作画監督:坂本三郎
第39話 ザ・オーメン 脚本:富田祐弘 ストーリーボード:横山広行 演出:関田修 作画監督:金山明博
第40話 フル・フラット 脚本:大野木寛 ストーリーボード、演出:今川泰宏 作画監督:山田きさらか

  • 38話

ダバ・マイロードがパラータスターを利用して、ガストガル星に隕石群を落とし、ポセイダルの首都に一気に攻め込もうという作戦を思いついた。スターダスト作戦。
その作戦で部隊を展開させるために、ダバ・マイロードの宇宙戦艦ターナは囮になって、レッシィの戦艦ホエールはその援護をする。
ギワザの一番の部下であるネイ・モーハンはホログラフィックルームでポセイダルと面会する。
ネイはフル・フラットがポセイダルに反乱する意図があると伝えるが、ポセイダルは「ギワザは私が実在する独裁者だとは信じていないのか」と言うし、ギワザが反乱する意図を見抜いているっぽい顔をする。
ネイ・モーハンはポセイダルに怪我を直すように言われるが、ギワザはネイを捨て駒にしてでも自分がペンタゴナワールドを掌握しようと思うのだった。どうでもいいけど、ギワザってつのだじろうのマンガの顔に似てるな。
ダバもギワザもポセイダルのガストガル星の首都のスヴェートを陥落させようと思うのだが、この二人が手を取り合うことはないのだろう。
十三人衆のリィリィ・ハッシーは自分の部下の戦艦をダバの戦艦にぶつけようとして部下を脅し、ダバのターナに接近したところで部下もろとも戦艦をバスターランチャーで爆発させ、ターナにダメージを与える。
ダバは自分の部下を見捨てようとするリィリィを倒そうとするが、リィリィの部下のバルブドと格闘戦になる。ダバはバルブドの中の一般兵をイメージとして見る。が、殺す。しかし、リィリィは部下を爆破する。ダバはリィリィのような奴は生かしておいてはいけないと決心するのだった。

  • 39話

ダバのターナはポセイダル軍のギワザの戦艦を隠密で追跡していた。この世界のメカは太陽光発電で動くので、隕石に隠れて動くターナはバッテリー切れになりかける。ダバはギワザのオフィスまで肉弾で戦艦の中に突入するが、曖昧な会話をしただけで逃げ帰ることになる。何も聞き出せなかったことをダバは反省するんだが。
ダバはホエールのレッシィと久しぶりに会話する。だが、ダバはアムのことを気にしているので、レッシィとはあんまり好きだとか嫌いだとかはっきりした話にはならない。
ギワザの部下とリィリィたちは隕石の影にダバ一行を追い込んでエネルギー切れを誘う。だが、ダバは単身、囮になって出てきてマークツーごと投降してみせる。それで仲間たちは助かるが、ダバはギワザの捕虜になる。

  • 40話

本当に毎回のように誰かが縛られているんだが、今回はダバが縛られてギワザからフル・フラットへの土産として差し出される。ダバことカモン・マイロードはギワザにフル・フラットが反乱軍に武器を流しているという事を話す。フル・フラットは序盤にちらっと出てきただけだが久しぶり。
それでフル・フラットとギワザ・ロワウは会見して、ギワザはダバからの情報を元にフル・フラットを追求するが、逆にフル・フラットはネイがスヴェートに潜入してもポセイダルから嫌疑をかけられていないという自分の治外法権をギワザにアピールする。
そう言うわけで、互いに腹の探り合いをしつつ、フル・フラットとギワザは同盟をすることになる。それをダバも聞かされる。
で、フル・フラットが住んでいる小惑星衛星のサート・スターはガンダムのアクシズのようにロケットを吹かして移動を開始する。なので、ダバを奪還しようとサート・スターに侵入しようとするキャオとアムは困るんだが、何とかエルガイムで潜り込む。
ダバはフル・フラットのダンスルームで彼女と会話して、彼女が謎の技術で延命しているという事を知る。
また、潜入したアムとキャオもフル・フラットと会話して、若さをテーマにした議論を軽くするが、アムはダバを見失って去る。
ダバはなんとかエルガイムMk-IIに乗り込んで脱出しようとするが、リィリィのグルーンと交戦して苦戦し、サート・スターに逆戻りをしてしまう。そこでフル・フラットが防衛システムや隔壁を操作してダバを自分の部屋まで誘導する。で、彼女の寝室に入り込んでしまったダバのビーム剣とフル・フラットのビーム鞭が決闘する。
真っ暗な寝室の闇の中でのビーム剣の戦いと言うのは、なかなか見どころのあるチャンバラアクション。
若さと反乱をテーマにまた斬り合いながら口喧嘩になり、ダバは「俺は誰の言うことも聞かない!」と言い、フル・フラットは「終わらない青春なんてないんだよ・・・。私のように終わらない若さを味わってごらん」と言ってダバを切り捨てる。
倒れたダバはどうなるのか…。
ダバが帰ってこないので、アム、キャオ、レッシィは後退する。残ったリリスだけが、フル・フラットのベッドにダバが横たえらえる怪しいシーンを目撃するのだが、次回はどうなるのか。


反乱軍は何となく戦っているけど、十三人衆の中での反ポセイダルの政治劇の方がはっきりとサスペンス調になってきている。
また、フル・フラットが60年前の第二次聖戦でポセイダルの命を助けてやったということが明かされて、ポセイダル陣営の騎士たちの存在の怪しさが感じられるが…。
主人公サイドよりも敵の内部分裂の方にアダルティーなスリルがあるというのは、ある意味富野作品らしいかもしれない。
今日見た3話は敵の中の若い世代のギャブレット・ギャブレーとクワサン・オリビーが登場しないため、より一層アダルティな感覚が強い。