VSイマジネーター編の2回め
ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart1 (電撃文庫)
- 作者: 上遠野浩平
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/01/10
- メディア: Kindle版
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やはり、なんか淡白な印象。というか、実感があまりない。
織機綺はすごいエッチするキャラクターなのに、あんまりエッチさを感じなかった。乳首出てないし。キャラクターデザインもそんなにセクシーではなかった。まあよくあるエッチアニメにしたくないのかもしれないけど。
演出的にフラットで照明とかがそこまでいじられているわけではないからか、エモーショナルな感じがあまりしなかった。川尻善昭さんの絵コンテなので、すっと見れるのはすっと見れるしうまいと言えばうまいのだが、叩きつけてくるものはあまりなかった。
安能くんのキャラクターデザインはなかなか良かったのだけど、原作ではモノローグを言うほど自意識がない、というのが彼のテーマの一つだったのだけども、アニメではモノローグが主体になっていて、それも淡々とした印象の強化になっているのかなあ。
飛鳥井先生の絵を見て感動するところも、あまり演出的にテクニックがなくて、絵を見たらすぐに飛鳥井先生が解説しに来る感じだったので、なんかエモーショナルな感じがあまりしなかった。
みんな大好きスプーキーEは、まあ、割りと頑張ってアクションしていたけど、原作を知らない人にはどういう計画で何をやっているのかわかりにくかったのかもしれない。アニメでは安能くんくらいしかいじってなかったし。次回に期待か?
ていうかブギーポップも口笛を今回は吹いてしまうのか。なぜマンティコア戦で吹かなかった。ブギーポップは感情を出さないキャラクターだけど、ブギーポップ以外のキャラクターの温度も割りと低めだった。まあ、原作もあまり熱い感情は出にくいんだけど、原作で描かれたような未熟な思春期の混迷する感じもそんなにアニメにはないというか、そこまで心情をわかりやすく掘り下げてくれないので、サラッとした感じになっている。まあ、他のアニメが扇情的すぎるのかもしれないのだが。そういうアニメ界の中では、逆に地味な作品として埋もれてしまうかもという懸念がある。
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