玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。


          Sponsored Link Google AdSense 広告

アクタージュ議論だと!女が泣いているんだぞ!


 と、依頼を受けた。ナカノ実験室さんには失礼なことを言ったりしたけれどもちょくちょく気にかけていただいて学生時代から僕にしては珍しく20年近くの人間関係を継続している。(老けたなーーーー!!!!!)


 しかし、なんだろう。その、炎上した記事に言及してアクセスアップさせるのも嫌だなって感じの記事だった。明らかに炎上狙いに煽っている釣り記事なので。クマーッ!


 僕は脳内妹の尻に敷かれるほどのフェミニストなので、今回の記事にはグーグルの広告を載せません。グーグルアドセンスさんが勝手に自動広告するのと、サイドバーの固定は個別記事で外す設定はめんどいのでしないけど。


 あのさあ・・・。

yarukimedesu.hatenablog.com
私は、原作者逮捕でショックだったことを掘り下げていくと、アクタージュが演劇を扱った漫画でのあったという部分だと、この記事を書いていて分かりました。


演劇関係者も様々なので、全ての人がそうではないと思いますが、私が思うに演劇は、「相手の気持ちを考える」という側面もあります。それは、脚本に沿って行われますが、自分(役)の心と向き合いつつ、共演者、台詞を交わす役の心も考えないといけません。相手を悲しませる台詞を言うなら、相手の悲しい気持ちも役者として考えた上でないと発せないと思います。


演劇は、自分と他者の心の在り方を考える側面は確かにあると思います。そして、犯罪というのは、相手のことを考えられないから起きると思います。もちろん、相手が傷つくことも含めて犯罪をする人もいると思いますが、痴漢をされた人の気持ちや、その親の気持ちなどを想像して、それらをやってはいけないことだと考えることができれば、痴漢に走る可能性は減るのじゃないかと思います。

 ナカノ実験室さんがこういうご意見をお持ちなのは、正論だと思う。しかし、それがアクセスアップしなかったからと言って、ナカノさんよりも読者数の多い僕に依頼を持ちかけるのはどうかと思うんだ。まあ、僕も付き合いを重視する(数少ない人間関係はほっとくとすぐ0になるしな)ので、ちょろっと書くけど。


 あのね、マンガ家がどうとかサブカルチャーがどうのとか関係ないんだよ。女の子が痴漢をされたの。悲しい気持ちになったの。かわいそうじゃん。それをアクセスアップの道具にするのって、ジョジョの奇妙な冒険の倫理規定からするとどうなのって思う。だから広告は載せませんの。(もちろん、フェミニスト(鳳暁生的な意味で)としてのイメージ戦略があるけど)


 僕はジャンプは読んでなくて、最近まわりの腐った女たちがチェンソーマンや鬼滅がヤバいと言っているので、ジャンプ+アプリを入れようかなあと思いつつ、結局アイドルマスターFGOグラブル(まあ、グラブルは広義のアイドルマスターだが)ばかりに時間を割いてアクタージュについては全く知らんが。
 しかし漫画原作者のプロフィールやパーソナリティは作品とか目次のコラムとかニュースで報道されて情報量が多い。対して被害者については、まあ、公表される不利益が多いことなどから「自転車で胸を触られた」という程度の情報しかない。なので、情報の非対称性というか被害者のパーソナリティが報道を読むだけでは、加害者のパーソナリティのイメージよりも軽く認識されてしまいがちなのではないかと思う。
 特に人気漫画家と一般女性と言った場合、人気漫画家を突いたほうがネットメディアになってしまった報道機関もアクセスアップして広告料がもらえる。遊びでやってるんじゃないんだよ!御巣鷹山の飛行機事故も雑誌を売るためならどんな写真でも載せる!それが資本主義的報道だ!


 でもさあ、報道情報の非対称性はあるんだけど、神の視点でみると痴漢も被害者も一個の人間なわけで。つまり、被害者が重みを持った人間として、報道の有無や見える見えないに関わらず宇宙のどこかにいるわけで。それを思うと、僕はアクセスアップの案件を依頼されても、まあ、意見は書くけど、広告を載せる気にはならんなあ。女の子が泣いているんだぞ!


 ナカノ実験室さんは被害者の気持ちを考えることを述べているけど、それをアクセスアップの道具にするのって、それはそれで被害者を道具扱いしていないかって思うわけよ。
※追記
ナカノさんよりもよっぽど当該炎上記事の自称サブカル野郎の炎上目的煽り記事の方が被害者を文章の道具にしていることは改めて明言しておく。


 俺は金儲けがスキだしガチャも博打も大好きなのでリボ払いが30万あるし、noteで有料記事をセコく売ったりするけど、女を泣かせて銭をもらうほど落ちぶれちゃあいねえ。(いや、まあ、精神障害者保健福祉手帳2級なので、落ちぶれすぎて可愛そうだからとバスに無料で乗せてもらったりしているけど)


  • 萬画で被害者の気持ちを考えよう

 痴漢をしたマンガ家もいれば、痴漢を描くマンガ家もいる。
 なので、アクタージュに関するあれこれの議論について、僕は植芝理一ディスコミュニケーション第11巻(学園編)の「天使が朝来る」を百回読めとしか言えんのう。
ディスコミュニケーション(11) (アフタヌーンコミックス)
 ↑キンドルで今すぐ読める!!!
ディスコミュニケーション 新装版 コミック 1-7巻セット (KCデラックス)
 ↑これは紙の本!(愛蔵版は初版の単行本に未収録の精霊編以前の3作が収録)
Yellow Magic Orchestra
 ↑これはYMO



 痴漢について考えるとき、あるいは子供の性的虐待を考えるとき、いつもこの話を思い出す。


 少年ジャンプのちょっとエッチな萬画の文化におけるラッキースケベとか女体に触るとか言うのが釣りエントリーで云々されていて、釣られたはてなブックマーカーが200人もぶら下がってうだうだ言っていますけど。
 「女体に触ると嬉しい」というエッチな本能はある。それはそれとして、それは物体としてしか相手を見てないですよね。という意味で、痴漢された側の気持ち、メンタル、精神、心などを考慮してないですよね。でもそれはある意味、被害者の心に影響して人生を変えたりして介入する行為なので、覚悟がないやつがやるんじゃあないって感じです。



 もちろん、僕は覚悟がないので、母親が自殺したときなどにも「所帯を持って安定しろ」と複数の親戚に言われた時も全て「いや、結婚は相手さんがいることじぇけえ。人様の娘さんを僕に巻き込むわけには行きませんよってに」と断った。まあ、脳内妹は僕と地獄の果まで同行する伴侶なので犯すが。しかも脳内妹FGOのカーマや火の鳥のムーピーや水木しげるのノッペラボウのような性質を持っているので、僕が何をおかずにしても総て脳内妹の胎内に回帰するという設定になっている。なので浮気は原理的にできない。
第33話 夜を走る王子



 あー、あと、僕は22歳位までは美形男子だったので、6歳の頃には誘拐されかけて、20の時は公園の公衆トイレで用をたそうとしたら後ろから汚じさんに一物を掴まれた事がある。なので、痴漢被害者の気持ちがわからないわけではない。痴漢されて能力や金銭が減じるということはないのだが、短い瞬間でも主導権を見知らぬ人間に取られるというのがとても不愉快なのだな。(公衆トイレはもしかしたら発展場だったのかもしれんのだが、一喝したら逃げていった。普通にその後、用を足したが、よく考えたら追い込んで瀕死の重傷でも負わせるべきだったかもしれん)



 話を戻すとディスコミュニケーション第11巻「天使が朝来る」のゲストヒロインの黄村美記(きむらみのり)は高校生になっても電車で痴漢されており、霊的な部分まで心が傷ついている。(霊的な萬画なので)

 それで突発的に断髪したりする。(21世紀のへんしつしゃとして紹介される「カバンなめ男」の是非については議論が分かれるところですが)



 んで、90p以上に渡って、ゲストサブヒロインとか幼馴染の男子とか、謎の主人公松笛とかとなんやかんやあって、霊的な神社を通って子供が大人になるのが概念的にビジュアル化される異世界に行って過去の自分を思い返したり議論したりして。

 メインヒロインの戸川の「どうして松笛くんを好きになったんだろう」というメインテーマに絡めるような議論をして、



 まあこういう思い出もあったよなー、とかあって



 性欲に流されがちだったゲストイケメンも童貞を覚悟して、まあ、なんやかんや霊的な面もアレしてナニな感じで終わるのだが。


 痴漢一つとっても、これくらい考えている漫画もある。(僕は守備範囲外だが女性漫画家の作品でも多いだろう。(まあ、女性漫画家による男娼設定は割と刺さらないんですけど)(女性漫画家の萩尾望都先生や竹宮惠子先生の描く母親は家庭崩壊している僕にはすごく刺さるので読んでてしんどい))
 というわけで、オタクとしては一つの作品の逮捕だの打ち切りだので狼狽えずに、さらにもっといろいろ方向性や物量のある萬画や書籍から色々な人間関係を観察して愉しめばいいと思う。
子どもの性的虐待サバイバー―癒しのためのカウンセリング技法
日出処の天子 [完全版]  コミック 全7巻 完結セット
とりかえ・ばや(13) (フラワーコミックスα)

ノケモノと花嫁 THE MANGA (8) (バーズ エクストラ)

ノケモノと花嫁 THE MANGA (8) (バーズ エクストラ)

  • 作者:幾原邦彦
  • 発売日: 2020/09/16
  • メディア: コミック
 親に虐待されて死んだ子どもたちが大活躍するノケモノと花嫁、やっと完結するのか。


 と、アクタージュとかジャンプのお色気萬画とかライトノベルラッキースケベ的な演出があるかもしれねーが、ジャンプやラノベが虚構の全てで社会的影響力が大きいって思っちゃうのも、子供っぽいよねー。
 (とか言ってアフタヌーンとかIKKIとかコミックビームとか持ち出すのも大人げないんだけど)
[


大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック(6) (アフタヌーンKC)

最新6巻は8月21日発売!
 植芝理一先生は、何年も書けて結局ロクにキスもしなかった謎の彼女X(パンツは見せる)を経て、大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バックでは「主人公がふとした瞬間にフラッシュ・バックして、死んだ父親が高校生時代に当時の恋人だった母親を見ている記憶を見て、その影響で実の母親に恋をしてしまう」という変態恋愛マンガを描いているのだが。
 近親相姦とかの背徳的な雰囲気に酔うというより「若い頃の母親への性欲と死んだ父親への気持ちと、現在の母親や学校の女友達との関係を大切にしたい気持ちなどの葛藤」がテーマっぽい。
 なので、人を大切にしようという気持ちが大事なんじゃないかなあ。


 いや、まあ、俺もジオン軍ガンダムが虐殺しまくる機動戦士ガンダム大好きですけど。でも、ベルリ・ゼナムくんは殺人するたびに精神をやられていったので。


  • 人を人とも思わないのは楽しい

 ともあれ、漫画を読んで萬画の登場人物の気持ちを慮って感動するのが楽しいのも有れば、クジラックス作品のように登場人物の気持ちが蹂躙されること自体もエンタメの一分になっているエロ漫画もある。
 また、冒頭でナカノ実験室さんが僕に薦めてきた炎上記事を書いているブロガーの他の記事も「特撮ヒロインに期待しているのは水着とヌードだけである。」とか、露悪的で女性の気持ちを考えずに表層しか見てない感じである。
 まあ、ポルノしか世の中に期待していないのなら、そういう態度にもなるだろう。もちろん僕もポルノは入眠安定剤として使う時がある。キングゲイナーのキャラクターデザインの中村嘉宏さん、なんだかんだ言ってエロ漫画家に回帰して偉いよな。元アシスタントのアントンシクさんは天晴爛漫のキャラクターデザインになったのに。
 だから、まあ、僕もそんな偉そうなことは言えないので、気分で。思春期のリリカルな萬画を読むときと、ガチのポルノを見る時と、進化心理学の論文を読む時は気分のチャンネルを変えるのは当たり前だろうが!
 バトルマンガとかも割とポルノというか、キャラクターの肉体や精神が破壊されて楽しい!みたいな所あるよねー。花の慶次前田慶次が立派だなあって気持ちと、「槍で沢山の人の首が飛んでゴミのように人が死ぬのは面白い」という気持ちのメリハリが面白いわけで。



 原作者が逮捕されたアクタージュ一作を取り上げて「漫画全体が猛省すべき」と言って炎上させた記事は「世間を納得させる反論をしろ」ってオタクを煽ってはてなブックマークを稼いだのだけど、そんなのくだらないよね。
 萬画石ノ森章太郎先生が提唱した萬画宣言にある通り、もっと色々あるから楽しいんだし、納得できる一つの理論なんか萬画にあるわけねーだろ。その作品ごとの世界観と、その作品ごとの向き合い方の作法があるだけだ。それはもっと多様で面白いもののはずなのだ。それが一人逮捕されたくらいでがたがた言ってるんじゃねえ。
 こちとらは小学生の頃から筒井康隆の「くたばれPTA」や「イチゴの日」や「偽魔王」や「問題外科」とか「虚航船団」を「機動戦士Vガンダム」と同時に読んでいたんだぞ!(SFの読書量でマウントする古のオタクスタイル)
ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集 (新潮文庫)


 というわけで、現実の被害者は気の毒だと思うけど、「人を人とも思わないのは楽しい」という自分の中の獣性はやっぱり無視するわけにはいかない。
 というか、インターネットではいろんなポルノが見れるのだが?なんで現実で痴漢しちゃうのかなあ?
 やっぱり自分でやってみようという気持ちがあるのだろうか。まあ、僕も、自分を過労死寸前に追いやったスクフェスのKLab株式会社が先日の決算で「世界的大手ゲーム会社のEAと提携して、中国大陸向けにジョジョの奇妙な冒険のゲームを制作するし、KLabが権利を持っているアニメも絶賛放送中」という情報が流れた時に、まあ、株価を、高い高い(自主規制)してみたりするよね・・・。中立・悪なので。


ポルノでも人権を蹂躙しているような海外のアレとかナニできるけども。


 最近はそれを見るだけでもアレとか言われるけど、世の中には悪いこともあるんだなあ、というNHKにようこそ!の佐藤みたいな気持ちで。人間観察!世相を分析するために、僕はあえて人間社会を知るために我慢してグロ動画を見ているんです!べ、別に性癖じゃないんだからねっ!(あと、爆発動画とかもアニメーターは見るよね…)


 まあ、でも、人を人とも思わないのは楽しいけど、脳内妹とのんびりお茶をする穏やかな時間やアイドルマスターでトップアイドルを目指したり、イスタルシアを目指すために死んだ目でひたすらブローディアを殴るのも楽しいので、色々なモードが有るのが人生なのだ。


  • 色々な気持ち

 まあ、人間にはバイオリズムとか性欲とかプライドとか勝負事とか、いろいろなパラメーターの気持ちがある。なので、痴漢は人を傷つけるし、自分も他人にいきなり攻撃された時は腹立つよな、というのも分かる。同時に、他人を計略にはめて復讐心を満たすのが楽しいという虎のような気持ちもある。それとは関係なく、ただ朧月を見るだけで美しいと思う気持ちもある。
 なので、そんなの炎上野郎の煽り文句に乗せられて他人を納得させる理論的な反論なんか考える必要はないよ。自分が納得した上でポルノを見たり、リボ払いが30万あるのにFGOの水着イリヤと水着キアラにメロメロになりたいのでコツコツ強化クエストして石を拾っていったり、脳内妹以外の女性とは交際しない人生を選んだり、自分の納得が大事。僕が他人を納得させる時は、純粋にアニメの魅力をおすすめしたい時と、裏で落とし穴に誘導したいときかなー。
 と、そういう自分の中のいろいろな感情や感性の部分を知ったり、振り回されたりしながら、色々な気持ちや作法をコントロールできるようになるのが人間としての修養なんでしょうなあ。などと、ちょっと偉そうなことを言って雑に閉じる。