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「はじめたいキャピタルGの物語」・「ガンダム Gのレコンギスタ」感想目次 - 玖足手帖-アニメブログ-
Gレコ2周目の感想目次 殺人考察&劇場版(パリ) - 玖足手帖-アニメブログ-
- 放送当時の感想
最終回である。ベルリの殺人考察シリーズでは同時にGレコの2周目の感想も書いてきた。しかし最終回はカット割りが細かいのでAパートBパートなどの分け方では無理と判断。
キャラクターごとに書いていく。幸い、最終回のベルリはほぼマスクとしか対戦していないので、ベルリとマスク、アイーダとラライヤとアメリア軍、クリムとジット団、の3視点で記事を分けることができるだろう。
ドニエル艦長の発言からメガファウナ部隊の最終決戦が始まる。
最終回だからか、ステアの字幕も容赦なく英語になる。(でも公用語が英語なので、本当にこいつらは本当は何語で喋っているんだろう?ターミネーター2のスペイン語バージョンでシュワルツネッガーが「サヨナラ、ベイビー」って日本語を喋っているようなやつか)
G-アルケイン・フルドレスよりG-ルシファーの方が(ミノフスキー?)飛行能力が高いようだ。二人乗りだからか、G-ルシファーは索敵能力も高く、アメリア軍第二地上艦隊にいち早く気づく。
死んだグシオンの負の遺産にショックを受けるアイーダ。ベルリはルインという学校の先輩という自分の影と決戦するが、アイーダは養父の影と決戦する。
戦士ベルリはほぼ、孤独にカバカーリーと戦うが、アイーダは仲間や部下を率いているので、それが女王の、女の力?
ズッキーニ・ニッキーニ大統領のせいにするが。
(その後の戦闘ではもっと数はありそう)
あまり関係ないかもしれないが、キャピタル・タワーからフォトン・バッテリーが配給される世界なのに、アメリア帝国には「税金」という概念があるようだ。まあ、第9話「メガファウナ、南へ」でアイーダさんがキャピタル・テリトリィの田舎の農家のおじさんから鶏と魚を購入する場面があったので、貨幣はあるのだろう。(海賊だからエルライド大陸(セリフではイザネル大陸)の通貨も持っていたのだろう)
バッテリーはもらえるとしても、農業や畜産や漁業などの一次産業の食物製品などは貨幣で取引されるようだ。現在の地球での農業や漁業の一番の懸念は燃料代なのでフォトン・バッテリー配給でそれが無料のリギルドセンチュリーはかなりイージーモードだと思うけど。
未来なのに、金星人も合成食料とかではなく普通に肉や魚や野菜を食べているので、クンタラ食料の時代よりはかなり豊かになったんだろうなあ。
富野監督はGレコの裏テーマを「金融資本主義の汚染」と言っていたけど、銀行や証券会社は出てこないな…。まあ、軍艦の建造は設計図があるにしても人件費はかかるか…。(リギルドセンチュリーの地球には資源はないと言うが軍艦やMSの部品の金属などの素材はどこから来ているのだろう。どんな形にもなる成形ラバーや軍艦の外装の素材と融合するフィルムなどがあるので、ヘルメスの錬金術が使われているのかも?)(G-セルフのフォトン装甲の素材(インビジブル・チタニウム)とか製法がまったくわからんが)
アメリア軍第二艦隊も問題だがブルジンも問題で、それはクンパ大佐の仕掛けだと洞察するドニエル艦長。
面舵いっぱいと言っているのかな…。Starboardは右舷。
- ジュガンのブルジンとガランデン
キャピタル・テリトリィに強襲をかけるアメリア第二艦隊をブルジン一隻のウーシァ部隊でたたき潰せると自信満々。
対して、ガランデンは地上艦隊は聞いていないとして撤退を急ごうとする。ゴンドワン人なので。マスク大尉もガランデンから突出してG-セルフと戦うので。
ジット団のローゼンタール・コバシのズゴッキーは飛行能力が低いのか?(無いわけではない)クンとチッカラと違ってガランデンの直衛みたいになる。
理解できない相手をオタクと呼ぶ仕草。
そういう混戦状態なのに、クンパ大佐、自分のことを嫌っているウィルミット長官に「ガランデンの働きを見たいので着陸させてください」とか言う。こ、こいつ・・・。
- ちょっと間が空いて
ガランデンを援護するブルジンのウーシァ部隊がそのままアメリア第二艦隊と戦闘になる。
最終回だからか大盤振る舞いのバトル!
アメリアのMSのプロトタイプに近い地上用ジャハナムがキャピタル・アーミィの高機動ランゲバインに乗っているウーシァを「斧」で仕留めるとか、ファーストガンダムかよ…。
単純な比較はしにくいけど、ア・バオア・クー戦とまでは行かなくてもZガンダムやVガンダムの終盤の艦隊戦くらいにはなってるかも?∀ガンダムはターンXが単騎で暴れまわっていたが。
アメリア第二艦隊とブルジンの艦隊、MS戦を見て、アイーダさんが突撃しようとするがラライヤに止められる。
アイーダさんがG-アルケインで行くと角が立つのか、G-ルシファーに任す。
- 落ちるグライダー
とかアイーダさんがやってるのと同時に、ウィルミット長官がグライダーを高台に着地させる。
クンパ大佐のことが嫌いなのに、観戦しやすい高台に下ろすけど。ウィルミット長官もベルリを探したかった?まあジャングルに降下するとそれはそれで遭難するしな。
立ち上がろうとしてハッチに頭をぶつけるクンパ大佐。
落ちるウィルミット長官に蹴られたりする。クンパ大佐は黒幕ぶって色々やってきたが、最終決戦に至って「口の上手さや理屈や思想ではどうしようもない、肉体的な老いで体がうまく動かない」ってなる。それが末路への伏線だが。
- ラライヤの怒り
アイーダにアメリア第二艦隊の処理を任されたが、それだけではないラライヤ。
ラライヤは早くに親を喪って、トワサンガのレジスタンスのスパイのフラミニアさんに面倒を見てもらって、でもジット団だったフラミニアさんには裏切られた。ドレット艦隊の使い捨ての潜入工作員として地球に落とされたり、大人の都合に振り回されつつ、真面目に上品に振る舞っていたラライヤさんだが。ここにきて戦いを楽しむ大人に怒りを爆発させる。
軍艦には下から攻撃すべきって言うノレド・ナグさんを無視するくらいラライヤ・アクパールさんはキレた。いろいろと溜め込んでいたんだろうなあ…。
艦砲射撃を一身に受けながら怒る!
月光蝶かどうかは大した問題ではなく、メガファンネルのメガキャノンでラトルパイソンを落とす!
戦艦を落とすということは大量殺戮だが。
炎に巻かれるG-ルシファーは覚悟の現れ。
養父の負の遺産を見事屠ったラライヤをアイーダは受け止めて褒める。女王になられる姫だから。
- アメリア艦隊を見るクンパ大佐
クンパ大佐は一応キャピタル・テリトリィの調査部所属だけど、アメリア艦隊を褒めてやれるけど、とか言う。お前は誰の味方なんだ。
サラマンドラタイプとクロコダイル級が撃ち合っているように見えるけど、その間の敵MSを撃とうとして同士討ちしているのだろうか?
- 戦闘をやめるアイーダ
(ベルリの項目で書くけど、クンパ大佐は死んだ)
ベルリがクン・スーンを説得している裏で、ラトルパイソンに続いてブルジンも落としたっぽいアイーダさんとラライヤさん。容赦ないな…。女の力…。
で、(ベルリの項目で書くけど)G-セルフとカバカーリーの決着を合図にしたようにして、アイーダさんが停戦を宣言する。
G-アルケインフルドレスの作画がめちゃくちゃいいので、停戦した感じが出ている。
「アメリアのアイーダ・スルガンの名前を持って命じます」なので、レイハントン家というトワサンガの家名ではない。
ラライヤに撃破させたアメリア第二艦隊の正当性を剥奪しておこうという大統領派に対抗していく意思かなあ。
- アイーダの世づくり
富野由悠季の世界展で展示されていたガンダム Gのレコンギスタの構成案のラストで「アイーダの世へ」で終わるので、そういうことなんだろう。
アイーダの親友のステアはクレッセント・シップの操縦を覚えた。金星で出世するかも。
教皇にも軍にも喜び組にもクンタラにも祝福されてクレッセント・シップは世界に力を示す旅に出る。しかし、右端のチアガールの新入部員ちゃんがかわいいけど、男の娘という危険性もあるアニメなんだよなあ…。トリーティはどうなったのか。
クジラとかカモメも祝福する様子だし、地球の自然も回復した様子でなんとなく全体的に良い感じがする。Vガンダムでどろどろに腐っていたクジラが…。
本放送中の感想ではクレッセント・シップは地球には降りないだろうって書いたけど、降りちゃうんだなー。しかし、富野監督の初期案だと、そもそもモビルスーツのガンダムが地上で二足歩行している時点で機械の強度とかファンタジーなので。Gレコは機動戦士ガンダムよりももっとファンタジーなので、クレッセント・シップが地球にいてもいいのだ。フルムーン・シップはフェードアウトしたな…。
地上を這いずっていたくせに宇宙の覇権を求めたアメリア帝国に対しては宇宙の威光を以て宗教的にも軍事的にもビビらせる。大統領を叩き潰すのはクリム・ニックの案だけど、ビビらせるのはアイーダの作戦だろうね。しかし、大統領を潰しに行け!ってクリム・ニックが言ってる時、アイーダさんは妊婦のクン・スーンのために編み物している。えっ。そこはもっと指揮官として…。
大統領より編み物のほうが大事な女子会なのか…。ドニエル艦長が睨みをきかせていたが。
ベルリはもっとのんきにりんごを食べてる。
ほんで、太平洋では大統領の会見をぶち壊しにして気が済んだっぽいクリム・ニックをおろし、日本ではベルリを下ろす。
ノレド・ナグさんはすごく困る。
ノレド・ナグさんは困っているのに、戦艦をぶちのめして気が済んだラライヤ・アクパールさんはケルベス・ヨー中尉と雑誌を読みながらリンゴ・ロン・ジャマノッタ中尉にイチゴパフェを持ってこさせて「今忙しいのよ」とか言う。なにがどう忙しいんだ。
でも、ラライヤさんは最初に脳に障害をおったり、記憶を取り戻しても、いろいろと我慢してたり真面目にしてたりしていたので、ちょっとくらいワガママ女子になってもいいのかも。
ハッパさんはいつでも何かしら仕事をしている。敵だったヤーンとフラミニアさんも和解している。
日本で止まったのも、なにか政治的な意図があったのだろうか。日本国の国体はどうなっているのだろうか。新幹線は走っている。
スコード教の成り立ちが忘れられる世の中になって戦争が起きたので、世界各地にクレッセント・シップとヘルメス財団の威光を知らしめて行くんだろうなあ。中継地のトワサンガは政治的に弱くなりそうだけど、一応レイハントン家の実家ということで?
クレッセント・シップの大気圏内航行はバッテリーをガンガン消費しそうなので、そう何度も行えない世界巡行だろうけど。
弟のガールフレンドを泣かすけど、アイーダさんはすごくいい笑顔。姉はそういうことする。女の子の問題は姉が尻拭いということ?
ただ、宇宙と地球でふたりがとおくなっても、方向性は一致しているからというふたりのまほうっぽさを出して、終わる。
May J.さんが歌うアナと雪の女王は続編ができたけど、Gレコ劇場版はそれに値するのか。アイーダさんはエルサ女王よりいろいろ広範囲に責任感がある感じですが。宇宙だし。
- 布教活動
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— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2019年11月14日
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