玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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蒼穹のファフナーのテレビ版を全部見た

一去年のクリスマスに東京MXで一挙放送された録画を一年以上かけて見た。
割と面白かったけど、すごく面白くは無かった。
ジュブナイルっぽい青少年が死んだり友情したりする所が面白かった。
エヴァンゲリオンブレンパワードに似たSFドラマの部分はエヴァンゲリオンほど発狂してなくて、ブレンパワードほどオーガニック的ではなかったので、ちょっと段取り臭い設定の域を脱していなかった。スケールはでかいけど、人生哲学はオチが見え見えだったので、あんまりびっくりはしなかった。段取り臭くて、それが登場人物の感情が平坦に見える原因に成ってた。でも、若い子が見たら新鮮かも。ジュブナイルだから。
あと、皆城総士の妹の乙姫ちゃんや女子中高生がエロ服を着ていて萌えた。
あと、総士真壁一騎がホモっぽくて、幼馴染の遠見真矢が不憫幼馴染枠で、最終的にも総士が正妻っぽかった。ホモだ。
乙姫ちゃんもレズっぽかったです。
劇場版に続くのかー。
ロボットの見分けがつきにくいのがよくなかったかなあ。全部同じ形のブレンパワードはもうちょっとわかりやすかった。性格があるし。
やっぱり富野信者だからかなー。


ゴーバイン親父とか、部分的に面白い所もあるけど、全部を生かせたとは思えないので、微妙に惜しい。アイディアが多くて整理されてないのかな。でも、最終決戦で人類宇宙軍の描写をカットしたのは英断。この作品のコアのおもしろさはSFのスケールよりもジュブナイルだとおもうんで。


脚本を書いた冲方丁さんの小説版はテレビ版以上に色々と描写が細かいらしい。
冲方丁さんを富野由悠季監督は一昨年か昨年あたりに、対談して、褒めてた。


それなりに綺麗にまとまってると思ったが前日譚の蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT、続編映画『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』舞台『蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION』2012年のアニメ「蒼穹のファフナー エグゾダス-EXODUS-」があるのか。