ここのアクセス数が7万と言うのに本家が2千と言うのがしょんぼりなので本家の夢日記を宣伝しておこう。
この一週間、一見さん以外は俺しか来てないので宣伝しておこう。
そろそろ見捨てられたのなら宣伝しても意味が無い。
〜8/19の日記の一部〜
拳で顎を砕きながら振り向くとそのまま彼女の下腹を蹴りこむ。ブーツの底の鉄板越しに彼女の骨盤が砕け、内臓がひしゃげる感覚を足の裏で感じる。
彼女の軽い体は倒れこみながら2メートルほど飛び、壁に埋め込まれた本棚に激突する。天井まであり固定されていると言うのに本棚が激しく音を立て、洋書が何冊もバサバサ床に落ちる音に混じって彼女の頭蓋骨が床の玄武岩のタイルに打ち付けられる音がした。
「…どうして?」
しかし、歪んだ顔の皮の下の瞳の色は笑ってさえいる。そこは見逃さない。
〜9月3日の日記の一部〜
大叔父の占い方法は独特で、占う対象を観察しながら木の板を選び、
仏師が材木から仏像を掘り出すように、
対象者と差し向かいで座って板を小刀で削っていくと
占いの結果の文面とそれを示す文様が浮き彫りになるという
オリジナリティー溢れるものだ。
20分強で大叔父は猛スピードで霊感に突き動かされるように小刀を振るい、木屑を撒き散らしてあっという間に占い板を完成させ、
僕に手渡す時に暗い顔をしながら、
「親戚として、グダの事をまっとうな道に戻そうとは思ったんだが、こんな占いしか出なかった・・・」
という。
板には
「あなたの人生は混沌そのものでグチャグチャで現実にはどうしようも在りません。しかし、あなたにはステキな脳内妹が居ます。
とても可愛い妄想妹を大事に慈しみ愛すると、
まあ、ソレなりにソレっぽい方向の道が拓くので頑張りましょう。
脳内恋愛こそがあなたを救うものです。」
と明記してあり、その上半分には大極図がフラクタルなマーブル調に融けたようなぐちょぐちょの紋様が木目を生かして彫ってあった。
僕は、大叔父に気を落とさないでも良いし、自分もこうなる事は予想していたと伝えて励ました。