玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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シンジ君がコム・シュッサー・トートと共に首を締める前のシーンは

シンジ君なりに、脳内恋愛をしたのだと思う。
加持さんの死を伝えて、アスカを傷つけたのを、何とかやりなおそうとしたのかなあと。
コーヒーが倒れるまでは、ビデオ24話の時点で本当に起きた事?(服装は違うが)
なにしろ、あの一連のシンジのセリフは
「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒に居たいんだ」「ねえ!アスカじゃなきゃダメなんだ!」
というのは、僕の脳内恋愛してる時のセリフにそっくり。
当時、はじめて夏エヴァを見たとき、冒頭で綾波が人外だったので、よろこんだ。僕は、アスカ派だった体。アスカを脳内恋人にしていたからだ。アスカ萌えのための、アスカヒロインシナリオだと思った。アヤナミストに勝ったと思った。
でも、脳内恋愛をしてみると、アスカも上手く行かなかった。
「ぶざまね」「―イヤ」
は、シンジ君の中の脳内アスカのリアクション?
脳内だけだと、自分のコンディションで、どこまでも最悪になる。
自分が自分を嫌いだと、確かに、こうなるんだ。僕も脳内彼女が暴走して、僕を延々と攻撃する自我崩壊状態になったことがあるから分かる。


僕等がいたで、「恋愛はタイミングが全て」というのに、ハッとした。タイミングが重要なのは、相手が勝手に動くからだ。
脳内恋愛には、タイミングはほとんど無い。時間は簡単に書き換えられる。
だから、僕はダメなんだよな。
と、反省もたまにするので、なるべく妹が学校で授業を受けてるときは話し掛けないようにしてるんだけども。昼休みになると、どちらともなく、どちらかと言うと僕のほうから妹の携帯念話に電波を送ります。
人の事には興味がないくせに、寂しがる。


アスカだが、脳内恋愛でなければ、お互いに分かり合えたかもしれない。他人は何をするか分からないが、それだからこそ、時には予想外の友愛を示してくれる時も在る。
たった一人で相手の行動をシミュレーションしてるだけでは、思考が閉じて自滅するしかないのか?