玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士Vガンダムのおたくの大人

だから、地球をバイク乗りの楽園にしたいって言うのは、オタクの妄想で、地球のことは何にも分かってない宇宙人の絵に描いた餅の妄想ドリームなんだよ!
宇宙世紀も2世紀になると、地球をバイクがのびのび走れる場所、と言う狭い理解でしか想像できない人間が出てくるし、味方のエリシャ達や敵のクロノクルのように環境が不潔だと言う人間も出てくる(一年戦争の時も富野が脚本を書いた「時間よ、止まれ」ではジオン兵が虫を嫌がる描写があったが)。そこら辺はクロスボーンガンダムにも通じるなあ。
で、だからこそ、ドゥカー・イクとレンダは夢を実現できずに幻影になって、絵に描いた家の幻影に向かってバイクを走らせるしかない。
おたくのまま大人になって、しかもそれを自分の夢だと思って仕事の方針にさえしてしまう人間を描いたんだろうなあトミーノ。
訳がわからん感じになっているが。まさに訳がわからん人間だからなあ。おたくって。
おたく批判なのかな,とも思ったが、富野作品では特定の人が悪い!と言うような言い方はしないので、やっぱりオタクに対しても「こういう人はこうなるよね」という描き方なんだろうな。で、オデロに無意味に殺される。