玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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じゃあ、何を伝えたかったのか。

つまり、それが富野の固有の物となる。
そして、それは富野固有の物であると同時に、人類普遍のものであるべきだ。
で、僕は神様ではないのだから、ソレが何かははっきりとはわからない。
そもそも普通人以下の引きこもりなのだから、期待するなよ。
でも、僕は僕でそれなりに富野ウォッチャーなので、こう思う。
結論を急いでいるのかもしれないが・・・。

里:子供に見てもらうという意識はあったんですよね、ガンダムとは・・・

富野:もちろん、もちろん。

里:そういう意味では、人同士が戦うシチュエーションを作り出すとか、そういった部分というのは子供が見る世界観にとっては非常にある意味しんどいというかショッキングではないかなと思うんですが、そういう意味でたとえば見る人に伝えたかったってことは何ですか?

富野:だから殺し合いはつらいぞ、やめなさいって。

富野:つまり怪我をしない戦闘なんてないわけだし、アクションなんてないのに、怪我をしないで済むと思わせるほうがよほどひどいんじゃないですか。
その部分に関しては嘘をつかない。それだけは伝えたかったといえば伝えたかったこと。
そしてそれは大人に知らせるよりは子供に知らせたほうがおそらく記憶として残ると思う。
もっと言っちゃうと、僕にいちばん力がないと自覚するのはどういうことかと言うと、現実的な世間に対して教訓とか打撃になるようなところまで評価されてないってのは無念だということ。これオフレコにしていいです。
改憲論者が平気で出るっていうことに対して、阻止できなかった自分っていうのがやっぱりつらい。


NHK BS2 BSアニメ夜話スペシャル「まるごと!機動戦士ガンダム」)

富野は、アニメの力で地球の平和を守りたかったようだ。
富野はアニメを生活にして社会に寄生しているが、その分、その罪を償うためかどうかはしらんが、本気で地球の平和を守るためにスーパーロボットを作ったようだ。
機動戦士Zガンダムが鬱だったのも、アニメばっかり見てたらバカになるぞ!
というのがテーマだと富野はよく言うが、カミーユが発狂したのはなぜかという質問では、「社会病理としての突出した経済活動の歪み」という風にも言っていたから。世界平和に反する組織に立ち向かって、負ける、でも戦う。というテーマだったのかもしれない。

なるほど、、、


自分の欲を出して、「世間の目」にこなされない、つまり世界平和に合致しない物は、どんなに気持ちよくても「世の中に出してはいけない」ということか。オナニーとしては許されても、世界平和に反する物はダメだ。
だったら、視聴者がその場限りの快楽や癒しや自己肯定のために内向したアニメを見るのは許せないのだろう。
作り手が金儲けのために視聴者の弱みに付け込んだり、自分の弱さを売り物にするのは我慢がならないのだろう。
おたく趣味の機械と融合して、オタクの自由になるような病気のようなズリネタ女にはチンチンが立たないのだろう。
なにしろ、地球の平和を守ってるんだから!
一番アニメと現実の区別がついてないのは富野ジャン・・・。
いや、それは違う、違うぞ!
だって、アニメがつまらないがっかり感と、地球が平和じゃないがっかり感では、地球がダメな方が確実にがっかりするからな!



結論・固有の価値とは来週も世界平和だ!
世界平和に比べたら他の価値なんか小さいよな!
みんな、世界平和の役に立つような事をしろ。