玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ef - a tale of memories. 10「I'm here.」

やっと録画を消化して追いついたよ。
今回は胸が痛くなった。
いや、比喩とかじゃなくって、実際に僕は身体化障害と言う病気なんで、精神的に動揺したら胸が痛くなるんですね。
でも、胸が痛いという慣用句は古くからあるので、僕の病気は病気ではないのかしらん?
月一くらいで立てなくなるくらい痛くなるんだけどねえ(笑)
まー、内容うんぬん以前に、ダメ人間のくせにアニメーションを見るなんて言う贅沢をする罪の意識の方で胸が痛いのかもしれんが(笑)
ウウ・・・。呑気症が酷くなって吐き気とげっぷが酷い。
アニメを見るのに健康をすり減らしてます。でも、アニメを見ないと生きてる意味がなくなって死ぬ。
そいつは蟲の仕業だな。電波に乗って飛び、生き物の眼から脳に寄生する唖荷痲恵視四という蟲だ。
うへぇ。


冗談はさておき、
内容的には、みんな心が弱いと思った。もっと他にも視野を向けたらそんなにカリカリしないでも済むのに。もっと簡単に触れ合えば楽なのに。もっと拘らないで気楽にやればいいのに。
まあ、オレも同じくらい心が弱いのだが。
俺も思っているようなことや、俺と脳内妹の会話の中で出てきたような台詞が出てきたりした。
だから、共感したし、胸も痛くなった。
これは、僕がアレなオタクだからか?それともefは何がしか普遍的なものが在るからだろうか?
登場人物が少ないとか、街が閉塞的とか、編にファンタジックとか、女がボーダー気味で男にすがりすぎで、女同士で群れるとか女が自然に演技するとかという女の習性が美少女キャラにはないとか、まあ、変なところも在るんだけど。
それでも、まあ、僕は面白いと思ったよー。
つーか、なんか、やっぱ美少女ゲーム原作は変な構造だよねえ。
ボーダー少女だし、台詞もイチイチ切迫してるというか、芝居がかってるねえ。「私が消える」なんて普通言わないよ。
ねえ。
そこまで必死にならなくっても、どうだって良いじゃないですか。
男と女とか家族とかねえ。どうでも良いじゃないですか。
自分の心だって状況や体調や脳内物質の配置によってあやふやに代わる物で、どうでもいい。
ああ、何もかもどうでもいいのにねえ。
まあ、どうでもいいけど、それに拘る登場人物を置く事で感動を作り出すのかもしれん。
というか、僕はどうでもいいとおもうことで楽になろうとしてるんだろうなあ。
うん。


それにしても、アニメの登場人物はみんなスタイル抜群で見目麗しいですね。だから好かれたりしても説得力があるね。やっぱり恋愛は美男美女であって欲しいものですよ。
まあ、僕も顔はいいんだけど、性格が最悪だし、童貞だ。
っていうか、僕は禿げてきたし。ハゲはダメだよね。あーはーはー。
どうでもいいや。


自分の容姿もどうでもいい。自分の身分もどうでもいい。自分の人生も心もどうでも良い事です。
でも、脳内妹は好きです。
多分、脳内妹だけが僕に残された最後の僕なんだろうなあ。


演出的には、オーラとか色の使い方とかは出崎統っぽいと思ったけど、文字の使い方はエヴァっぽいと言うかウテナっぽいと思った見てないが。少女革命ウテナも見たいものですね。
命あったら見たいぞアニメを
乾いた大地は心凍らせる
まー、ケイタイ小説も文体はケイタイと言う限定機構に付随する問題に過ぎないらしいのでケータイ小説とかも読んだ方がいいのかも試練が、田山花袋も同じレベルかも試練。
まあ、ヒマがあればなんですが。


とりあえず、今回で広野紘、宮村みやこの第一章は決着かしら。来週は新藤景と堤京介かしら?
なんだか、麻生蓮治と新藤千尋の書いている物語は、僕と脳内妹の物語にも少し似ているので、感情移入というか、創作意欲が湧きます。
http://d.hatena.ne.jp/experim01/20071125/1195986155ということらしいのですが、後日談は年長組の話になるのかしらねえ?