玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

世界名作劇場ポルフィの長い旅37ふたりで見る景色

今回は、動物回。前回、私は「ポルフィのピンチの時に、アポロって距離を取ってるから薄情なんじゃないか」と書いたのだが。
今回はふくろうのアポロと大型犬のベルナルドとギリシャ人のポルフィラス・パタゴスの芝居でした。
そういうわけで、ほとんどセリフを使わない動物の芝居と言うか、アニメーティングがすばらしかったです。
ちょいと調べてみた。ネット便利。
作画監督は加藤真人氏。ポルフィでは何回か作監してる人。
原画
今野史枝氏はジブリの人。キングゲイナーも。
今井一暁氏は電脳コイルの人。
斉藤真由氏はブラスレイターの人?
中本和樹氏はシャフトの人。
大橋学氏は元祖天才バカボン出崎統演出の回の作画がすごい人。
原修一氏は瀬戸の花嫁の人。
榎本綾子氏は小公子セディ愛の若草物語、ピーターパン、フランダースの犬劇場版、ぽかぽか森のラスカルとかの人。
青柳重美氏は魔法遣いに大切なことベルセルクハーメルンのバイオリン弾きとかの人。
八田浩司氏はスタジオたまのグロスとかで原画と動画と制作進行を兼任したりする人。
葛西さおり氏はメダロットとか鋼の錬金術師とかの人。
後藤真砂子氏は魔法少女とかの人。
動画は
Wishのhttp://ja.wikipedia.org/wiki/Wish_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E5%88%B6%E4%BD%9C%E4%BC%9A%E7%A4%BE)
小川花織氏、小野あゆ美氏、増田優紗氏、中島香子氏、玉熊雄介氏、持丸広介氏、動画仕上管理で小橋幸亮氏
僕はあまりアニメーターの名前や絵柄の覚えの悪い人なので、どこそこがどうこうとは言えんし、だれそれがどうこうにもくわしくないのです。
いつもは韓国作画が多いポルフィだが、国内だからと言うだけで偉いと言う訳でも一概には言えない時代になってきつつあるし。(背景は韓国の人と日本の人だった)
が、今回は美少女も出ないし、事件もほとんど起こらないと言う、動物と少年とおっさんだけの話なのだが。
そういう所で優秀な絵を使うと言うのはいいなあ。好きだなあ。
と、思う程度には動物の芝居が上手く動いていたと、私は思うですよ。糞地味なのにがんばるなー。
まー、セリフも何にもないけど、動物の動きだけで表情とドラマを連想して30分番組として了解できる程度には上手かったです。


なんか、今回はセントバーナードっぽい捨て犬に道で絡まれたポルフィが何となく同行して、教会で、なんと!昇天するネロとパトラッシュ的な絵を神父から見せられました。
いいのかなー?
なんというか、ターンエーガンダムの「衝撃の黒歴史」でガンダムが出てきたような感じですね!一応世界名作劇場の1作目扱いだし。ハイジはダイターン?(笑)
いや、まあ、続編ではないけど一応ポルフィフランダースの犬は同じ地球上の話と言う世界観ですが。
ネロを越えて、ポルフィは生きるという暗示、と言うのはうがちすぎだな。
っていうか、ネロはダメ人間過ぎるだろう・・・。ご飯代を削って原画展に行って餓死。ダメなオタクの見本ですね。


んで、その犬とのふれあいを通じて、微妙にポルフィと付かず離れずだったアポロが自発的にポルフィといっしょに行く事を選択する、と言う意味合いの話かなー?とも思うけど、正直動物なのでよくわからん。
でも、わりと良かったと思う。
アポロが生殖よりもポルフィを選ぶと言うのは動物としてはどうかと思うが。
ポルフィは自然に動物に話しかける人なんだなー。僕は動物に話しかけても通じないと思うので非コミュの人です。でも普通に話す人はいるよなー。なんでしょうね。


来週はミーナとポルフィがまたニアミスするみたいだけど、悲劇っぽいサブタイトルなので、あちゃー。みたいな。


演出的にも今回もポルフィらしい見せないトリミングで芝居をさせるって言うのが光ってたなー。
なんか、世界名作劇場高畑勲とか宮崎駿やトミーノやらいろいろを育てたんだが、最近はガンダムとか勇者とか美少女アニメで育った人が、逆に入ってきて、そこでまたキャラクターや萌えや玩具とは違うステージで作家性を発揮するみたいな場になってるのだろーか?と言う感じに、いい感じに尖ってる感じと良質さが両立されてて面白い場になるといいなーって思う。
名劇以外にも劇場版とかOVAでそういう場はあったんだけど、映画とかビデオはやっぱりちょっと短いし、その分、絵のきれいさだけを追求みたいになっちゃって内容がどうでも良かったりって言うのもあるわけで。
そういうのと比べると、テレビで毎週オンエアと原作って言う制限の中で動かす名作劇場はやっぱり特異な媒体で面白いなーって思う。
僕が綺麗さよりも演出や演技の意図を面白がる人だからかもしれんが。


安彦良和先生は「名作劇場が本編で、ロボットアニメとかは底辺でした」っていうけど、名作自体もトミノは「一生懸命作ったのに、原作ばっかり評価される」っていうから、それはそれでロボットアニメと同じくらい変な場だったかも知れん。名劇の方が評判は高かっただろうけど。
やっぱり、進化は虐げられてる所から生まれるんかなー?とかなんとか。


バンダイチャンネル望月智充特集
http://www.b-ch.com/contents/feat_t_mochizuki/
うーむ。見るべきか。
テレビで映っていた作品は割とどれも好きだったりする。