玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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キャシャーン Sins キャシャーンSins CASSHERN Sins 第9話「滅びの谷に咲く花」

脚本:上代務 絵コンテ:木村延景 演出:木村延景 作画監督:青木哲郎

『キャシャーンSins』 第8話まで “アートアニメーション”のにおいがする! 囚人022の避難所


囚人022さんのブログで私とのやり取りを取り上げていただきました。
ですが、私はアートアニメーションといわれると「はたして?そうだろうか??」と思います。というか、アートという言い方は本当に広いし、しかも個人でバラバラだし。実験や絵面だけのアニメかと言うとそうではないと思いますし。いや、人間が作る物は総じてアートなのだ。と言う所まで広げる事も出来ますし。むむむ。
ストーリーが説明しすぎず、解釈が一つに固定できないからアートか?
いや、それはハリウッドアクション感性がエンターティンメントだと決め付けるような物で他の映画はこういうものも多いし。


とりあえず、今週も超面白かったです。それは確か!
レッテルはともかく面白いんでオッケー。まあ、ジャンル的にはアニメSFの棚に置いてくれたらビデオ屋で見つけやすいからソレでいいデス。
囚人さんも面白がってらっしゃるし。注目作です。
アートの問題は昨日のフィギュア特集も含めてむずいので、僕は保留します。ただ、キャシャーン Sinsはたしかに芸術性が高いということに異存はありません。


マジで泣きました。あんまり説明したくない。
この作品は出来がいいって言うのも確実にあるんですけど、マジ泣きできるし、見て心が満足するのは本当にいいものです。
今回はストーリー的にも前回よりググっとベタで、きれいな構成も分かりやすく、演出の狙いもハッキリしてて、単発エピソードでありつつ全体ストーリーのカケラもちょっと見えてきつつ、キャシャーンの戦いや人生への能動性がまた少し増す、という感じです。
女の子のデザインもすばらしいんだけど、芝居が!表情が!いい!喜怒哀楽も!
巨漢ロボット(ボルトン)もいい脇役ぶり。
アイアン・ジャイアントは見ようと思って見てないなー。
っていうか、チョー(長嶋雄一)さんの名バイプレーヤー過ぎで、それもまたいい映画を見させていただきました!(二役って言うのはむしろ歌舞伎に近い?ロボットは仮面劇でもあるし?)
声優遣い回しは演出なのか、ギリギリまで予算を削るためなのか?劇団っぽい結束力のためなのか?
知らないことはわからないが、往年っぽい雰囲気は作風や題材に合ってます。
ニコ役の川田妙子さんもいいよーっ!
というか、僕はピンクの長い髪の女の子にはものすごく弱いんですっ!か、かわいすぎる。ううううう・・・・
敵味方を超えたキャシャーンの人間(ロボット間)関係も良い。


今回のアクションも短いなりにエッセンスが凝縮されてて、静と動!だんだん軍団の規模が大きくなってるのが怖いな。
あと、キャシャーンがメットを被る時の基準が割りとわからん。女子とふれあう時はメットを脱いでる事が多い?
記憶がなくてもタラシの本能は健在かーッ?
フレンダーは今回も良い奴。


ニコさんが滅びの発生地点に居たのにリューズの姉と違って生きながらえていたのはルナの血を浴びたため?なんか肩に痣があったよね。記憶がないのもそのせいだったりして?
では、キャシャーンも?
と、すると、これって吸血鬼ものでもあるんでしょうか?


来週はアンドロ軍団再結成?