玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

キャ シャーンSins181920

キャシャーン SinsキャシャーンSinsCASSHERN Sins
第18話「生きた時これからの時間」
脚本:大和屋暁 絵コンテ:山内重保 演出:山内重保 作画監督:丸加奈子
ロボットだから、マシーンだから、夢とか涙はない。って言う常識を真っ向から拒否し、設定も説明も無く、アートと言うかやりたい事をがっちりやりきった話。
意味の全部は読み解けないし読み解くつもりも無いが、ある意味美しい。
とりあえず、ツンデレのリューズが姉の死を乗り越えて自分のデレを受け入れて自覚するために1話まるまる使ったと言う事か。
こういう場合、なんやかんや事件が起きて、それをきっかけにしてって言うものがセオリーだけど、自分の自問自答で解決しちゃうのかな。いや、フラグは今までの旅で十分で、それを納得するかどうかってだけだったのか。ふむ。
1クールの旅にウェイトをおいてたからなあ。説明は無いが説得はされた。僕は。
山内監督はエッジが尖ってるなあ。監督なのになあ・・・。監督だからか?


第19話「心に棲む花を信じて」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:中山奈緒美 演出:中山奈緒美 作画監督:奥田佳子
今回もリューズ編。キャシャーンへの好意を前回受け入れて、この回ではキャシャーンへの劣等感を克服する話。キャシャーンよりも上に立ったり、同質化せずに、立ち位置はそのままだけど感情に折り合いをつけることで、劣等感に潰されないようにするってのがミソ。
男女関係ではこういう風に感情を正直にぶつけ合ったりって言うことも大事なのかなー。
今回は敵の男女や進みだした滅びって言う事件を通じて、リューズが爆発するって言う構図にもなってる。前回は自問自答だったけど、今回は第三者との事件を経て、恋愛対象のキャシャーンに感情をぶつける、って言うことで、前回よりももう一歩次のステージに行ってる。
何のステージかというと、キャシャーンとリューズとリンゴが核家族になるための儀式なんだろうな。


第20話「誰がために花は咲く」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:eunyoung CHOI 演出:eunyoung CHOI 作画監督:eunyoung CHOI  原画作画監督佐清水奈津子 総作画監督 馬越嘉彦
作画監督多いな!次回も多いけど・・・。
っていうか、ウニョンさんの独擅場ですな。ひゃー。
http://www.style.fm/as/05_column/mihara48.shtml
(↑eunyoung CHOI(ウニョン)氏の紹介
上手いな!
あー、怒られそうな事を言いますが、正直、日本以外の東アジア諸国の人にはあんまりアニメを作って欲しくない。別に、日本の産業保護とかそう言う理由じゃない。面白いものが増えたら見る時間がなくなるだろ!
(笑)
ちっくしょー。やりやがって。
色彩感覚とか、構図が日本とは違うな、って感じで面白かった。花の生々しくも幻想的な描き方とか。アクションもスゲー。
韓国の人は日本のオタク系アニメーターよりもオタクじゃない、って言うかアニメ以外の完成を取り込んでるのかな?でも、韓国もオタク多いし、国を挙げてオタク文化を奨励してるよなー?
って思ったんだけど、webアニメスタイルの経歴を見ると、韓国の大学で彫刻を学んで、イギリスに留学してアニメーションを勉強して、日本でアニメーターになった人か。ひゃー。それはそれは。すげー。
で、顔や絵柄を整えたのが馬越さんかな。動きのアニメーターと絵柄のアニメーター両立?ほほぅー。おもしろい。
バーディーもこんな感じでしたら良かった?(鉄腕バーディーデコードは作画はすごいけど、話が薄かったから2期は見てないやーごめんよーいそがしいのよー)
キャシャーンは色々注力がすごいな。今回の話もちゃんと濃いし。


ドゥーンとやっと登場したルナ(?)の話。
ドゥーンが出崎キャラっぽく・・・。こういう静かに死や不幸を受け入れる熱血、愛を裏切られてもわめかないで愛しつづける男の愛はすごいカッコいい。
ルナは・・・。なんか、そりゃ、周りの環境が荒れてるし、ルナに縋るロボットの態度が最悪と言うのは分かるけど、ルナもあんな「死は醜い」っていう言い方をしなくて良いのに、って言うかする必然性がよくわからん。キャシャーンに嫌われたらヤバイだろ。またフルボッコにされますよ。
キャシャーンに殺されたルナだったら、挨拶の一つもしそうなものだが、なんかキャシャーンをスルーしてたから、ナノ細胞から再生された別人とかなんだろーか?もともと複数いたのかも?このルナもどっか壊れた感じだなー。
あと、キャシャーンが旅の中で出会ってきた人って、あんまり人のために生きてた人っていなかったような・・・。我侭が多かったような・・・。ジンくらい?
まー、キャシャーンの主観で言うと、出会ってきた人はキャシャーンにとって何か感じる所があると言う意味でキャシャーンの役に立ってたけど、今回のルナはマジでむかつくって感じか。

ルナ(?)は愛情を与える代わりに、愛情を失う事を子供に恐れさせるタイプの母親のようだ。ドゥーンはカッコよくなったのに、顔色をうかがって花を埋めたりしてる。でも、最後には自分のこだわりを守って枯れた花を守って、母親に背いて死ぬ。渋い!
あと、前回までにキャシャーンがオージからリンゴの父親役を譲られて、リューズがキャシャーンを愛する事を受け入れて、キャシャーン一行が疑似家族になったので他のロボット達と違って、ルナっていうグレートマザーに飲み込まれないで、別の家族として対峙する事が出来てるんだなー。
リューズも滅びから助けてほしい立場なのに、ルナに口答えしまくり。頼ってない。



来週はディオの軍団が来ますよ。
第21話「失望の楽園」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:宮下新平 演出:木村延景 作画監督:清丸悟、齊藤格、たかにゃー、土河 紀夏、桜井正明、北尾勝
作画監督おおいな!

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