、放浪息子４話も暴力や殺人やセックスシーンが描かれないのに緊張感のある画面で面白かったです。アクションアニメと違って他人に致命的暴力を振るわないだけで、登場人物に安心して好感が持てます。すれちがいはあるけど、概ねの人物が相手との良好で平和的な関係性を維持しようとしてるし。いきなり騙したり、詐欺を働いたりしないだけでいい人たちだなーって思う。
本田貴子と藤原啓治のカップルや教師の大人目線もあるのが良いですね。反面、どのキャラも親はあんまり介入してないな。二鳥姉の付録では出るけど。今の所。原作は知らん
「自分で自分を守れ」じゃなくって「自分を守る手段はいくらでもあるよー」っていう本田貴子の大人の寛容さが良いな。
対して、千葉さんは大人になろーとしててあがいててかっこいいな。神とか創作とか男とかいろいろしてて。危ういけど頑張ってる。先生とか、大人の目線が分かるから、逆に大人の補助を得にくい千葉さん。
でも、千葉さん、大人に成ろうとしてるけど、誰よりも欲深だったりもするのが面白いな。ニトリンを襲うし。
ぼやっとしてて子供っぽくて性が未分化な二鳥修一が一番落ち着いて見える。女装趣味に悩むのもTPOとか世間の常識を重んじているからだし。ちゃんと着替えの時に高槻さんに見張っててもらうとか、地味に常識があるな。
まこちゃんもなんか千葉に鎌かけたりするし。まあ、ちょっとした皮肉であって、千葉をいじめたり優位に立って搾取しようと言う意図はなさそうだけどさ。
大人ってそういう汚さも取り込みつつ、成ってしまうものなのかー
大人ってなる物じゃなくって、なってしまうものなんだよなー。まあ、仕様です
ちなみに、何度も言うが、「思春期の悩みは大人に成る前の一過性の物」ってのは好きではない。なぜなら、大人には大人の一過性のイライラが次々とあるので、種類が変わっても総量はいつも変らん。仕事とか更年期とか病気とか・・・・・・。いつも心は暴風ですよ。当たり前じゃないですか。
私も人並みにホモが気持ち悪いという感覚に悩んだ時期もあるんだけどな。まあ、ホモに対する社会的扱いとか、同性愛は生殖ではなく欲求に直結して生々しいし。それに対する防衛回避本能として、気持ち悪さが発生するのは否めない。だが、猫をモフモフして気持ちいいと思うのに、同性をモフモフして気持ち悪いと言うのもおかしい話だ。まあ、他人に動物扱いされたくないという気持ちもあるんだろうけどね。僕は恋人とは、すごい、互いを動物のようにあつかう、トラの子供のじゃれあいのような褥です。
脳内恋人だけどな！僕は人間不信だしね。恋愛は重い縁が発生しやすくて、行動に制限がかかる事が多いし。子供や長生きは欲しくないし。
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