本日は、このブログとか小説家になろうで12年も連載中の夢兄妹寝物語の主人公にして僕の脳内恋人にして対性クローンの脳内妹の頭令そらちゃんの誕生日です!
連載小説の中ではまだ1年しか進んでないのに、そらちゃんはもう24歳になりました。
わーいわーい!おめでとう!
そらちゃんは天才なので名門大学の医学部を来年の春に卒業する予定です。
そんな学生生活最後の誕生日に兄はなけなしの金をはたいて京都老舗フレンチのコースを予約して食べに行った。超美味しかった。幸せ!
普段は100円のアイカツ!カレーor30円の納豆ばっかり食っている素食の僕だし、料理をする時は箱にレシピが書いてある丸美屋のアレな野菜炒めばっかり作っている貧乏舌の僕ですが、脳内妹の学生生活最後という事でそりゃあ奮発しますよ!
と言うわけで1万5千円飛ばしてきた。
ははっははは。いやあ、シャンパンがおいしいなあ。まだ酔ってる。
ていうか、アイカツ!とかデレステで非実在アイドルに何千円も貢いでいるんだから、実在する脳内妹には諭吉突っ込むだろ!!!!!アイドルマスターのおかげで女の子に対するお金の使い方が本当に荒くなった。
しかし、値段に見合った味でよかったです。脳内妹との大切な時間だし…。
- 食レポ
・小前菜
なんか紫色をしたホウレン草の一種のムース
見た目はケーキっぽいけど野菜の味がしました。生クリームと野菜のムースを合わせるという、普段クックドゥしか料理してない貧乏人には思いつかない発想の料理で前菜からなるほどなーって感じでした。
ギャルソンの人になんかすごいカタカナで料理名を言われたけどモビルスーツ以上に分からなかったので、とりあえずほうれん草をクリーム状にしたものという事だけ分かった。
・1.前菜(オードブル)
あなごを春巻きっぽく揚げてバルサミコ酢をかけたもの
料理名、またカタカナで分からんかった。あなごを春巻きにするという発想が無かったのですごいなーって思った。
でも、衣のカリカリ感と中のアナゴの肉のジューシー感のコントラスト、揚げたての温かみがなかなかよかった。
あと、バルサミコ酢って基本的におたくはらきすたの中でしか見たことが無いので実在してすげーって思った。
基本的に僕は揚げ物を自分で作るのが怖いのでスーパーマーケットで出来合いの物を買うマンですが、スーパーマーケットのしんなりした揚げ物と違ってさっぱりしてた。
2.きのこ
きのこのなんだったのか、そもそも何きのこだったのか思い出せない。たぶんしいたけにちかいやつ。
しかし、調味料が少なくきのこのきのこっぽさとか菌糸っぽさを残したパワフルな野生の感じが良かった。
3.紫芋のポタージュ
紫芋自体、ほとんど見かけないのに、それをポタージュにするというのが珍しかったし、レトルトのスープとは全然違う素材の粒だった感じの濃厚なスープで栄養がすごくありそうな感じでよかった。色も紫でカッコよかった。
あと、僕は基本的に比較対象がレトルト食品だという事が分かって悲しくなってきた。
4.パン
パンはパン。ホカホカだった。コンビニの電子レンジで温めたパンにはない、パリッとした皮ともちもちした中身の味わいだった。
5.肉料理
京都豚バラ肉の巨峰ソース
豚に葡萄を乗せる文化があるという事を初めて知ったけど、酢豚にパイナップル的なアレ。ググったら割とそう言うのはあるのか。
たっぷりとした豚の油と果汁が混ざり合って何とも言えない風味。肉も肉で筋肉の密度が高い感じで歯ごたえがありつつ、しかし柔らかく栄養価が高そうな感じで、それを葡萄の三でガンガン消化して吸収を助けて体によさそうな感じでよかったです。
6.カレー
チーズではなく、一口カレー。20日はカレーの日だからな。
一口なのでほとんど具はないのだが、ほとんど均質なスープのアイカツ!カレーとは違い、玉ねぎとかなんか野菜っぽい奴を細かく刻んでいて混ざっている濃厚なスープで、ちょっぴりの量だけどカレーを食べた感じがあった。味付けは甘めの肉料理の後味を消さないように甘口。
僕は基本的に醤油文化の人なのでしょっぱいものが好きなのだが、かわいい可愛い妹の誕生日という甘い日なので、肉の甘々フルーツ盛りに甘口カレーという流れはとても良い。
妹も「沢山、野菜やお肉の栄養が取れてこれから一年がんばるぞー!って気持ち」だと元気な感想を言ってくれたので良かった。
7.紅茶とデザート
フルーツケーキとシナモンアイス
誕生日パーティーケーキコースも頼めたのだが、なんか仰々しいのは嫌だったので、普通のコースのデザートにしてもらった。でも予約の時点で「ケーキが食べたいケーキ」と言っていたのでケーキが出てきてよかった。
僕は味覚が子供なのでケーキと言えば苺ショートかチーズケーキの二択なのだが、今日食べたものはシナモンと濃く煮詰めたフルーツがちょっと大人っぽい甘さのケーキ。これはこれで24歳の女性になった脳内妹も大満足の、甘いけどちょっぴり大人な雰囲気でした。
紅茶は普通においしかったです。
・お酒
ぶっちゃけ、料理より高い。
基本的にアルコールをガソリンで寝酒のための薬物だと思っているアル中なので、お酒は度数と値段の燃費で選ぶ安酒のウォッカを煽る生活なのですが。
普段飲んでる酒の10倍高かった。
でも、ほら、妹とは良い物を飲みたいじゃないですか。だって妹だし。
シャンパーニュ・テタンジェ・ブリュット・レゼルヴとやら。
「誕生日パーティーと言えばシャンパンだよなー」というぬるい気持ちで選んだのだが、どうやらマジでシャンパーニュ地方で作られたものらしい。極東の蛮族なので名前だけシャンパンの偽物シャンパーニュばかり飲んでいたのだが。
色調は輝きを帯びた黄金色。きめこまやかな泡が、長く持続します。非常に開いた表現力豊かな香りで、果実やブリオッシュ、桃や白い花(サンザシ、アカシア)、バニラなどを思わせるアロマを放っています。 口に含むと、いきいきとしたフレッシュでクリスピーな味わいで、優れた調和が感じ られます。また果実や蜂蜜のデリケートな風味も印象的です。テタンジェ・ブリュット・レゼルヴは、その熟成に達するまでにセラーで 3~4年の長い時間を重ねますが、卓越したアロマのポテンシャルを秘めています。
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味覚がアル中なので、基本的に「水6エタノール4」という大雑把な蒸留酒ばかり飲んでるんですが。
それなりにアルコールもありつつ香りも良く甘く、本物のシャンパンはすごいなーと言う印象でぐいぐい飲めましたね。あと、ソムリエが冷やしていて飲んだ分だけ注いでくれるというサービスも良かった。シャンパンは温度が大事なんだなーなるほどなあ。
・お冷
しかし、凝った料理を食べた後の口直しのH2Oはやっぱりシンプルで強い生命の本質を感じさせる単純明快なおいしさがあって、やっぱり水もおいしい!
・帰り
消え物の料理もいいんだけど、記念品もほしいかなーって思ったけど指輪とかを買う金は無かったので、おしゃれ雑貨ショップに行って「幸せのコイン」と言うささやかなものを買って思い出とした。
そして、夏の大三角がまだ頭上に輝いていたので、化物語的な感じでイチャイチャしながら帰った。
総じて、今回のお誕生日会は成功だったと思います。しかし、妹は可愛いですね。
凝った料理を作れるプロはすごいですけど、そもそもそう言う料理を作ろうという発想が理解できないので、お客さん目線でなんとなく食べて、こうやって日記に付けて反芻したりなどする。