玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

#帝子ボンボン デビューカバーアルバム #君の青春は輝いているか 感想

君の青春は輝いているか ジャケットA
買いましたが




 帝子さんの声、上品よね…。ピュアボイス…。(みゆたんとまろにえ風に)


ノケモノと花嫁 完全版 (1) (バーズコミックス スペシャル)


 ちょっと初音ミクっぽい人工っぽい感じもある。
 まあ、ボカロPとか歌い手出身歌手(自家撞着)とか最近の方はそういう人が多いかも。


 それはそれとして、帝子ボンボンのボン担当(一部のコーラスとプロデュース&ディレクション)のボンソワール幾原邦彦監督の最近の輪るピングドラム劇場版のインタビューで、映画とは旅という話が出ているのだが。
 コンセプトアルバムも旅よね。ピンク・フロイドとか好きそうだし。


 というわけで「戦い」がテーマなのですが。


 まず、旅をテーマにするアニメ監督として出崎統の「あしたのジョー」は基本。ウテナ的にも寺山修司も基本。
第1話「あれが野獣の眼だ!」


 ジョーの戦いは怒り憎しみ。これが人間のプリミティブな感情。


 その怒りは「ゴジラ対ヘドラ」で公害を生み出し地球を滅ぼす文明社会に向かう。
「かえせ!太陽を」戦争や学生運動への怒りでもある。


ゴジラ対ヘドラ


 で、「怒る!」という感情でロボットのメタルダーも変身して戦うわけ。
 怒りの中で戦うのだが、その中で青春や喜びや友情とかの感情も芽生えてきて、その人間の心は宇宙よりも広いんだ!って思う。
超人機メタルダー
「君の青春は輝いているか」


 というわけで地球の争いへの怒りから宇宙に行って、宇宙に行ったからには当然のようにウルトラマンと出会う。


ご唱和ください 我の名を!
 ウルトラマンはほら、宇宙警備隊だから。宇宙にはいます。


 僕は申し訳ないがウルトラマンゼロ以降はちょっと忙しくてウルトラ離れしているのでシン・マンも見れてないんですが。というか輪るピングドラムとGのレコンギスタという好きアニメの劇場版が重いので、そこにちょっと庵野秀明監督を入れるとバグりそう。
 なので、なんでウルトラマンシリーズの中からウルトラマンZがチョイスされたのかはわからんのですが。


 まあ、「ご唱和ください 我の名を!」の歌詞的には「怒り」で始まった戦いが、感情を獲得することで「正義のために地球を守るぞ」という方向に向かうっぽい。「我の名を」っていうのは割とこう、自我の目覚めっぽくもあり。


 シャア・アズナブルみたいに公害問題や戦争で地球を住めなくした人類に怒って宇宙に行ってみたけど、やっぱり地球は宇宙の中で大事よね、守ろうってなる。ウルトラの力で。メフィラス星人ですら地球は美しいと思うので。


 で、ここまでは原曲が男性ボーカルで「男の戦い」を初音ミクっぽい声の帝子さんが「歌わされてる感」があったんですが。


 ボンソワール幾原とのコーラス混声合唱曲の「絶対運命黙示録・完全版」で、またウルトラマン的な宇宙とは違うメタ宇宙で、わたし宇宙生命わたし誕生する。幾原邦彦的にもオリジナルデビュー誕生だし。
絶対運命黙示録
 ここから女性ボーカル曲パートに行って後半戦。


 そこでJ・A・シーザー的精神的宇宙から改めて地球を再発見して「水の星へ愛をこめて」でお前に会いたいという気持ちになる。
Z・刻を越えて/星空のBelieve/水の星へ愛をこめて/銀色ドレス (TV版 機動戦士Zガンダム主題歌)


 で、地球に降り立つけど、「魂のルフラン」の生命の海のドロドロの海に着水。
魂のルフラン


 そのドロドロの海から綾波レイみたいな人間に似てるけど人間じゃない人魚が地上に上がってくる。まだ人間ではない。
「人魚は歩けない」
人魚は歩けない


 人間ではないなーって自分のことを思ってる女の子だけど、あなたと街を歩く。まあ、いろいろ感情はあるけど、東京タウンで社会性や関係性を獲得する。


 ほんでですね。

 一気に乙女が正義のために戦う「檄!帝国華撃団」に飛躍する。
檄! 帝国華撃団

 前半パートは男の戦いを歌わされてたボカロっぽい感じだったわけですが。ラストで「自分の意志で帝都を守る乙女の戦い」に挑むわけ。いやまあ一応大神もいるんですけど。モギリはモギリとして。


 ここまでの曲は帝子ボンボンのボン担当のボンジュール鈴木さんらしいフェミニンな編曲で、ギターは池田ひかるさん一本だったんですが、ラストの曲だけ全体Mix engineerの鈴木 Daichi 秀行さんも参加してツインギターです。
 原曲よりもギターの泣きが強調されていて、メタル・パワー・メイクアップで心まで鋼鉄に武装する乙女の正義のパワーが発揮されるんですよ!
(歌詞カードジャケット的にもB型のイラストが描いてあって、エレキギターが強調されてて、「あたしはこのギター一本で戦うのさ!」的なメタル感がある)


 こうして、汚れ切った70年代公害東京への男の怒りから発して、いったん宇宙に行った戦いだが、地球と正義の大切さに改めて目覚めて、帝子ボンボンの帝担当の帝子さんの決意表明で、帝都に平和が戻った。
「完」
(細かい年号や原曲の発表年代順は気にするな)
 

 うーん。なんか最初に曲目が発表されたのを見たときは「イクニの好きなものを詰め込んだ同人アルバムじゃん!」って思ったけど、聞いてみたらちゃんとドラマになってるね。さすが映画監督。


君の青春は輝いているか ジャケットB


 特に幾原監督には恩を売るつもりはないし(ピングドラムのクラウドファンディングはエンドロールに呪いのメタファーを入れたかっただけだし)
 頼まれたわけでもないけど、割と面白かったので感想を書きました。


 売れるといいね。帝子ボンボン。
 再版されるといいね、シェル・ブリット
シェルブリット サナフス68


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↑グダちん用


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