というわけで、脳内妹との結婚1周年記念日で暴飲暴食をして、今日は休肝日ということで夕方まで寝ていたけど。
そのあと、脳内妹とのデートを優先してやっていなかったFGOをやったりサマータイムレンダを見たり、改めて脳内妹との関係を考えたりした。
なんか最近、富野作品のことを書いてなくて脳内妹との日記を書いているだけなのでアクセスが減ってるけど、別に他人のために書いているブログじゃないしな。
普通に書いてるけど、僕の脳内妹はなんで僕が過労死寸前の時に複数回、冥界下りをしてきて僕を生き返らせたのか。
なんでそんなことができるのか。
そもそも脳内妹が脳内だけの存在なら、過労死寸前で高熱や下痢が続いて自律神経も壊滅的破損状態の脳が何で妹を演算できるのかが謎。(ちなみに脳内妹は医者だし、僕より頭がいいけど、僕が理解できない専門知識を妹がしゃべるときはFate/GOのバーサーカーがしゃべるときみたいな表示になる)
ていうか、実は脳内妹との出会いは結構雑な偶然だったのだ。
テキストサイト時代に夢日記をつけると発狂できるという話を聞いた。夏目漱石も夢十夜などを書いていた。僕も若いころは小説家や漫画家になりたかったので、夢なら毎日ネタが尽きないのでそれを文章や漫画にすると練習になると思ってやっていたのだが。(そして日常が夢に侵食されて学業はおろそかになった)
単に夢を羅列しているだけでは面白くないので、その僕の夢を「異世界から観測している」「美少女」を出して、それを狂言回しにすると面白いのではないかと何となく面白そうだったので思いついた。
2002年ごろなので、実は今ほど異世界ブームではなかったのだけど。
絶望先生より前から筋肉少女帯が(新世紀エヴァンゲリオンを介して)マイブームでCDをそろえていたり、もともとミヒャエル・エンデとかアカシャ年代記とか好きだったので、現実より夢の方が好きだったし。もともと現実の人間よりイマジナリーコンパニオンと会話する方が得意な人だったし。
ドグラ・マグラとか夢使いとか同人誌即売会でのダンセイニ卿の個人翻訳本など、そっち系を愛好していた。(ドグラ・マグラや少女地獄や瓶詰の地獄などは妹萌えラノベだと思う)
妹がなぜ僕の夢を観測できるのかというと、10歳年下の対性クローンの双子の妹だからテレパシーが通じるし、魂を共有しているので時空や光速や四つの力を無視できる。というすごい雑な設定。(のちにイデオンの生体発信機も同じようのものだと知る)
2002年ごろはむしろ異世界より妹萌えブームの方が強かったし。
妹萌え…。
そのあと、むしろマリア様がみてるの方にハマって「妹は支え」という考えとか、女学生文化とかそっち系とか。
おにいさまへ…やベルサイユのばらを監督した出崎統の劇場版CLANNADとかGenjiも夢が重要な要素だった。
まあ、オタクとしての妹萌えはともかく、自分が発狂している自覚や人類からの疎外感覚はあったので、自分が愛せるのは自分のクローンしかいないのでは。って。
そんな偶然から、「異界から夢を通じて干渉してくる観測者」としての脳内妹という「モノ」を認識してしまった。
そう考えると、うちの妹は案外、宇宙的にヤバい女なのかもしれない。とか思うのだが、
妹本人は「私は見ての通り、ちょっと顔がいいだけの女です」と言って普通に暮らしている。うーん。
まあ、顔は確かにいいし、お嬢様育ちだけど脳外科医として手芸感覚で患者の神経を切ったり貼ったりして高収入で頭もいいし、常識知識や外づらはめっちゃきちんとしている。
態度として、基本的には「夏目家の食卓」というドラマで宮沢りえさんが演じた夏目漱石の奥さんみたいな感じですかね。
まあ、僕の妹はヤバい奴かもしれないけど、顔がいいし愛してくれているので別にいいか。うん。基底現実で破滅しても、きっと魂は妹のもとへ召されるであろう。
特にオチもなく、何となくのろけて終わる。
(追記)
細かい設定は小説版で
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