玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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シャンバラを征く者の感想

つーわけで、感想です。
ずっと泣いてた。ていうか、しょっぱなから潤んでた。Linkがかかってる時からlost heavenまで泣いてた。
ナディアの劇場版に近い時代背景だったけど、シャンバラの方が好きかなア。ラストも誠実だったし。
あと、細かい感想は書こうと思ったけど、友人に対してネタバレになるし、ネタバレしたら半減するタイプの映画でもあるし、なによりパンフレットに書いてる声優さんや監督の感想と被って恥ずかしいのでパンフレットを買って読んでください。
キャラクター個々人の行動原理が欲望に忠実で良いなあとか。全キャラ見せ場があるとことか。
個人的なことを言うと、アニメ作品としての完成度は流石に機動戦士Zガンダムの方が上で、チャクラが開く感覚もZガンダムの7割程度だったんですけど(それでもすごいけどな、普通の映画ではなかなか開かん)ストーリーのアレというかダメっぽいというか、ひたすら足掻いてるところが琴線に触れて鋼の方がグッと来ちゃったかも。
あ、でも、カミーユのアレなところもグッと来たからそこは最近見たほうが強く感じるだけか?いや、でもシャンバラ凄かったっすよー。
そういうわけで、鋼の錬金術師名作。
あと、気になるポイントとしては背景のCGがテレビシリーズから良かったけどますます自然で綺麗で広くなっててスゲーと始まってすぐ思った。
もう一つCGで気になったのが、鎧軍団がランドメイトにしか見えなくてキモくて訳わからなさがよく分かってよかったなあと思ったら、アップルシードの監督さんがテレビシリーズから噛んでたのかい。CGワークに関わってたかどうかは知らんが。ランドメイトは燃える。
ネタバレにならんのはそんなとこ。
あと、ゲスト声優も気になるポイントです。
インタビューで、「絵にあわせるのが大変でした」というので、絵があるだけマシじゃんと思ったんだが。
小栗旬氏がめっちゃ出番多くてしかも上手くて驚いてファンになった。釘宮理恵さんじゃないのは残念だけど、アルも声変わりするよな・・・。兄よりでかいし。
いやあ、義経に出てるときはいまいち弾けてないなあと思ってたんだが。アルフォンス・ハイデリヒって小栗のやった役で一番良い役なんと違う?と、暴言。あずみ見てねえだろ俺。

を8ヶ月かかってやっと読み終わったんですけど、そこで「声優経験の無い人が声優をやった場合、はっきりしてない声だとシンボライズされたアニメ絵に負けて、遠くから聞こえるような違和感がある」というのを読み、ハハァと納得したわけですが、「世の中の人は皆が皆はっきり喋るわけではないからあまり声優経験の無い人を混ぜるとよい効果がある」みたいなことも書いてあって、どっちやねん!とも思うけど、まあそうか、とも思う。
ていうか、小栗氏はもともと声優やりたかったらしいので、ただの声優初挑戦宣伝に終わらずいろいろ手を広げていってくれたらよいなあ。
沢井美優氏が三石琴乃氏と絡むシーンは感慨深かった。この人もちゃんとなじんで聞けたと思う。
かとうかずこ氏は普通に上手かった。
ラストはもっと切れたほうが良かったかなあと思ったけど、そこらへんはストーリーにも絡んでくるし、もしかしたらそんなにアドレナリン的に切れたんじゃないのかもしれんなあ。
台詞の字面が真実というわけでもないだろーし。
あと、僕にも弟が居るんで兄弟愛について囲うかと思ったけどめんどいので辞め。