玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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かと言って、衝撃が無かったわけではない。

っていうか、頭部に爆弾を抱えて見ていたので、凄く頭が痛かったですね。最前列で見たときも、真中で見たときも。
音が響くとか絵がでかいとかよりも、カミーユの張り詰め方に同調しようとしすぎて、脳が破裂しそうに痛くなった。肩も凝るし、首をしめられたように僧坊筋が喉を圧迫するし、瞼は丸く見開かれるし、顔面の筋肉は引っ張られるし、背骨はのけぞるし、指先が震えるし。
トミノの演出論って、重いシーンの直後には軽いネタ、硬いオブジェクトの後には柔らかいキャラクターを見せて緩急をつけるんだが。
例でいうと、
1部星を継ぐ者ジャブロー爆破のカタストロフの後にアムロ・レイフラウ・ボゥのキスシーン。
2部恋人たちのコロニー落着のカタストロフの後にエマ・シーンカミーユのセクハラ着替えシーン。
という感じでの緩急なので、教科書のようなつくりで観客の心情を揺さぶるのが上手いのでこちらも安心して揺さぶられてあげられるわけです。
分からん所はとことん分からんと言うかとみのも直感でやってんじゃねえの?だったりするが、ロジックが固まってる所は凄く計算が緻密。
んでも3部は逆襲のシャアなみに怒涛の展開なので、ラスト前はずっと脳が緊張状態で、ものすごく外傷部分から頭全体が痛かったです。
それが・・・っ!
ちょっとラストはすごいよ。
1部、2部に引き続いて、またチャクラが開いたぜ!
しかも、頭痛があったおかげでそれがいっそう強調されて素晴らしくチャクラが熱く燃え滾って、創聖合体気持ち良い!
MM先生が霊能力があるとか酔っ払ってほざくので、「今日の蛍光灯カバー落着事件は霊障ですか?」と相談した所、「ああ、霊障じゃねえの?」と2秒で切り捨てられたのだが。霊のおかげでカミーユの凄まじいストレスとその開放が味わえたとしたら、霊に大感謝です。左頭部がやられたので、言葉で考えずに心で感じられるように見れたし。右頭部や眼球じゃなくて本当に感謝。ガンダムを見た俺はポジティブすぎるな。いつもの俺じゃないみたいだな。
ちゃくらーっ!股間、下腹、鳩尾、胸、喉、頭、その上。体がすっごく熱くなってしまった。
3部のチャクラ・エクステンションが今までで一番凄かった。さすが、最終回。
っていうか、1回目を見始めるときは、俺が今まで必死で生き甲斐にしてきたのが終わるので凄くイヤで胸が締め付けられて過呼吸のいつもの発作が起こって動悸が凄く苦しかったんだが。
おわったら、おわってよかったよ。きもちよかった!
やっぱ、セックスに似た快感がありますね!かく言う私も童貞だけど!
もうね、宗教とかで修行するとか言って騙されたり騙したりする前に、騙されたと思ってガンダム見てみろって!
宗教体験するから!
つーか、そーいえば、ディスコミュニケーションで松笛君が彼女の戸川に排尿を限界まで我慢させて、開放させた時のような快感がありました。
いや、僕は失禁はしてませんよ!隣に女の子いたし、そういうプレイするほど経験もありませんし。
黙れよ。
いや、しかし、島本和彦先生の「アカデミー」理論でいくと、失禁しておいた方が良かったかもしれません。