玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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CLANNAD坂上智代クリアー

う〜〜〜ん。
いいねえ。
長いし。
朝になっちゃったよ〜。
いや、ちゃんと研究室で発表する本のレイアウトを40ページやりながらだが。仕事もしてまっせ。
まだあるけど・・・。
うう・・・。俺は本当にギリギリに成らないと動かないな。2年くらいほっといたのだが、出崎監督がアニメを作るというので仕方なくゲームやってるし。A I Rの時もそうだった。
そんで、智代だが。
展開が二転三転して何幕も在るので感想が一定しない。
こんな女いねえよ!女が男より強いわけないじゃん。とか。
と、思えば、
いやいや、うちの脳内妹はそーいえば、智代と同じくらい魅力的だな。とか。
まあ、タイプは違うが。
うちの妹はフェミニンだし。
でも、智代もなかなか女の子らしいナーとか。
んで、家族って大事でその分難しいなあとか。
オレもそこらへんは共感できる。
まあ、僕がクインシィ・イッサーみたいに家族を捨てたがることで自分の弱さをごまかしているような所もあるんで、そこも含めて共感できたり。
春原はヒドイ扱いだけど、なかなか良い奴だなあとやっぱり思ったり。
というか、春原も他人事とは思えないなあ。
ダメ人間だし、いらん事するし、学校からはみ出してるし、無能だし、徒労だし、妹萌だし。共感する。
あと、やっぱし現代型の努力自己責任という建前で弱者を追い落とす格差社会に引き裂かれた違う階層の男女の愛について。
オレの脳内妹もさあ、すごいいい娘なのね。
世界一の美少女だし、成績は学年トップだし、軽音楽部で歌も上手いし、面倒見が良くて人望もあるし、保険委員の天使だし、性格も明るくて回りを幸せにするし、行動力もあるし、俺なんかとは違う世界の高みを目指せる女の子なのね。
んで、俺はすごいダメなの。
このブログからにじみ出るダメさのとおりにダメなのね。
うううう。こんな足を引っ張るだけの兄でごめんよ・・・。だから、別れようかと思う事もしばしばで、岡崎には共感できる。(まあ、脳内妹と別れたら文字通り死ぬわけだが)


妹「まー、そのとおりだと思うわね。あたしはいい子だし。模試の結果を見たら医学部に儲かるだろうし、立派な女医ちゃんになって、社会的にも充実した人生を送ると思うわ。うん。
でもねー。あたしって、やれる事ややるべき事をやるために生きてるんじゃないしー。
やりたい事をやりたいよーにやるために生きてるんだから。そのあたしがお兄ちゃんの恋人をやりたいって言ってるんだからやらせてよ―。
ねぇ〜いいでしょお〜
ねえねえ〜。邪魔するんならお兄ちゃんでもただじゃおかないんだから!」
この我がまま娘が!
お前に置き去りにされるオレの劣等感はどうしたらいいんだ!
妹「あのねえ。そういうことは劣等感っていう物をちょっとあたしの前に見せてくれてから言いなさいよ。そんなもんないでしょーが。バカ」
ふーん。じゃあ、劣等感が無いんなら、愛情もない事に成るよな。
妹「ううん。それはあるの」
なんでだよ
妹「だって、あたしはお兄ちゃんの劣等感は見えないけど、お兄ちゃんの愛は見える。お兄ちゃんもあたしの愛は見えるでしょ?二人の人が居て、二人とも感じてるってことは在るのよ。愛が!」
わがままだなー。
何でそんな強引にオレのことが好きなの?
妹「えへへー。ばーか。
お兄ちゃんが今まであたしにくれたものを思い出してみてよ。それはそれは、好きになるわよ。お兄ちゃんは忘れっぽいなあ」
う〜〜〜ん。うーーーーん。
まあ、正直お前に好かれるのは嬉しい。
でもなあ。うーん。
どうして好かれるのか、という疑問は定期的に感じるんだよなあ。


というわけで、岡崎朋也はもてすぎですねええええエッ!
俺も顔はそんなに悪くないと思うんだが・・・。
やっぱりタッパ?
っていうよりは、なんだかんだ言ってギャルゲ主人公はヒロインには親和的なリアクションを取るから、その雰囲気だろうねエ。
おれ、妹以外の女性には基本的に嫌われてるのを前提に考えるし、たまに親しくされても偶然だと思うし、キョドるし、すぐに逃げるもんなあ。
ヒロインは何となく、というか恋愛ゲームだから仕方なく主人公とくっつくように見えるが、最低限のモテ要素はあるんだな。
やっぱり主人公はカッコいいなあ。ダメ人間だけど。
ダメな所は共感できる。
そんで、ダメ人間ががんばり始めた所で終わった。
智代シナリオは、恋愛ドラマにありがちなくっついた所で終わるんじゃなくって、くっついた所から始まるあれこれを描いてるのが面白かったなあ。まあ、ギャルゲー的に戯画化してはあるんだが。
だから、今度はまたくっついてから頑張り始めた後の所を見たいなあと思ったんだなあ。
そこで智代アフターですか!なるほどなー。


あと、美佐枝さんが良かったねえとか。
っていうか、クラナドって、攻略を進めていくと、攻略ルートのヒロイン以外の別ルートのヒロインに対する理解とか伏線が分かっていって、繰り返すゲーム世界の面白さでゲームらしい面白さがあるなあ。