玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ガンダム00

あんな風に肩入れするから最初、刹那はマリナの生き別れの弟かと思った
漫画っぽくていいのに
リアルぶってかっこつけてもみっともないが思春期向けならそんなもの?
富野は思春期向けこそ本気だがなあ


後あれだ
テロネット殲滅のために世界が協調したのが大きな一歩らしいが
テロリストとは協調しなくていいの?
敵を見つけて団結するのはオールドタイプのガバナーのやる事!
∀ガンダムのミリシャもディアナカウンターもギンガナム艦隊も、Vガンダムのリガ・ミリティアもザンスカール帝国も、クロスボーンガンダムのクロスボーンバンガードも木星帝国もみな、テロリスト(暴力政治主義組織)なのだが、(パレスチナとかユーゴとか)それを踏まえた上での協調はどんなものか、富野は答えは出なくても模索してるのが素晴らしい
トミノガンダムをみたらトミノガンダムのすばらしさに気付く


ガンダム00はまだ8話だが、ちゃんと考えていて欲しい


でも、ソレスタル・ビーイングの人が再三再四「また俺たちの風当たりが強くなる」というのは聞き飽きたのだが
それはスタッフが批判を気にしているというように聞こえてヤダな

でも、刹那が「俺がガンダムだ」と言って勝手に動くのは頼もしいから頑張れ!


マリナにガンダムマイスターだとばらしたのは、小国であれ国家元首ガンダムマイスターの存在で揺さぶりをかけるという判断があると良いな

なんでもトラウマで片付けないで男らしく生きて欲しいぞ
トラウマなんてみんな抱えた上でなんとか押し殺して生きてるんだし
トラウマに支配されないようにもがくのが美しい
そんで、トラウマの傷を舐め合う仲間との絆に感動したい


ところでクロスフォード姉弟の会話は政治の話で、家族がテロに遭ったのに心配も、何の感情もなく気持ち悪かった
キャラクターが理念的で生命力がない


戦争に関係ない人が戦争を感じるドラマとしては、
サイド6のランク政権がジオンのザビ家にテコ入れされたせいで、ホワイトベースが追い出されて、カムランさんが体を張ってホワイトベースを守る事になったり、その戦闘がサイド6でテレビ中継されて世論がジオンよりに煽られたのにガンダムが圧勝してしまったり
というくだりの方が構成が奇跡的に上手過ぎる
トミノすごすぎ