玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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あらしのよるに

昨年の富野由悠季杉井ギサブロー対談で、杉井監督が「僕は次の映画も必ずヒットさせる」と言い、富野監督が「私はそんなことは口が裂けてもいえないッ!」と発言したので、ほほう。と思い、4月に放映されたものをビデオにとって、はや11ヶ月。
忙しいんだよーゥ。
とりあえず、ビリーズブートキャンプをしてながら、(風呂に入って飯を食って)ストレッチをして、ベビーパウダーを塗って、香水を塗って、歯を磨きながら、というなかなかにホモソーシャルっぽい日常業務をこなしながら観た。
うん。
ホモ臭いね。
今日はひな祭りなのに。妹たちは適当に面白がっていたようだけど。
一年置いたおかげで、nina氏の所で読んだホモ的構成イベントが良くわかって面白かったです。
それを、「どうぶつ」「一般俳優」に置き換えるだけでヒット映画にしてしまうって言うのがスゴイ発明だなあと。実用新案?
ウルフズレインはまた一寸、違う。
しかし、きむらゆういち氏は「ベストセラーの作り方」と言う本を書くほどだが、典型的なので、本職の腐女子の人には物足りないかもしれん?
本職って何だヨ。
僕は無職のお兄さん!


映像は流石に絵本風CGで綺麗でした。水の流れは微妙かったけど。
ただ、映像に力がある分、「場面の中で起きていること」「場面の演出の意味」が分かった後も同じシークエンスの絵を3秒ほど長く見せられる感じがあって、テンポは少し緩いと思いました。
っていうか、俺は富野セリフを毎日4倍速で聞いている男だ。
結局の所、私の見方も偏っているのである。トライXで万全。
いや、福井晴敏先生の言うように、一般の人の間合いって言うのはそう言う物なんでしょう。


でも、絵がきれいだったので、ビリーズブートキャンプをしてながら、(風呂に入って飯を食って)ストレッチをして、ベビーパウダーを塗って、香水を塗って、歯を磨きながら、というなかなかにホモソーシャルっぽい日常業務をこなす間には退屈しなかったので良かった。
というか、僕は何かしながらじゃないとテレビが見れない貧乏性なのである。
何か書くときや歩く時は音楽がないとダメだし。
飯食う時は腕をつねりながら食べるし。
働いている時は物語を紡ぐし。
感覚がサボっていると落ち着かない。


しかし、狼(攻め)はヤクザの仲間から追われて竹内力と戦う、と言うビルドゥングス的な通過儀礼が在るんだが、ヤギ(受け)の方がもともとの群れよりも攻めに惹かれる理由が最後までわかりませんでした。
彼女もいるのに。林家正蔵はそんなにどうでもいい友人だったのかなあ?
いや、原作とか、性別はあやふやなのか?
っていうか、動物の性自認なんか知るか!勝手にしろ!動物!ゾウリムシの性別はいくつ在ると思ってるんだ!
勝手に人間の女が現実不全感を投影してるだけだろうが!ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂの山本のようにはっきりと現実不全感を描くとキモイだけだろうが!
可愛いヤギが視聴者と同じ感情を共有する事が快感なんだろうが!
勝手にしろっ!
かってにシロクマッ!
ところで、小屋があるから人間のいる世界なんだと思うけど、時代的にはマン・アフター・マンなのかな?
そーいえば、小屋の屋根には芝が生えていましたよ!
ま、まさか、アメリア大陸!


あ、僕個人の好みで言えば、ポルフィの長い旅のヤギの方が美味しそうでした。


声優サンは杉井ギサブローということで、林家正蔵三ツ矢雄二的な指導をしたのだろうか?
棒読みの人もいたけど、全体的なレベルは高かったと思う。
聞けた。
攻めの中村獅童は芸達者。
受けは不思議ちゃんだから、成宮寛貴君で良いです。というか、成宮君がいいです。萌え。



演劇集団・円のバージョンでは高橋理恵子様が出ていたそうです。ウヒョウ!