玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!

まあ、例によって糞忙しいので、ビリーズブートキャンプとストレッチをしながら見た。
んで、話の内容は、子どもだけに反応する謎の異星人(玄田哲章)の最終兵器を巡って戸田恵子が率いる軍隊と地球防衛軍が争奪戦を繰り広げる中で、野原一家が奮闘する、という非常に伝説巨神イデオンのような話。
個人的には、なんというタイミング。
これもイデの導きかもしれん。


しかし、まあ、イデオンほど怖くなくて、楽しく見れたので良かったです。
クレヨンしんちゃんの映画は毎回名作で、第一作からずっと大好きです。
結構、富野アクションみたいにめまぐるしくて複雑な殺陣をやってたりもするんだけど、ギャグっぽい動きと絵の力で気に成らないで見れてしまうのがすごいな。
ストーリー的にも、「子どもの敵は大人だ」というガンダム富野喜幸的主題がありつつも、「大人も子どもの延長なんだから、当たり前の事をキッチリしろ」という富野由悠季的主題も内包している。
が、それを本筋にすることはなく、下らない下ネタと勢い任せのアクションの連続で見せてしまうのがすごいよなあ。
さすがキングゲイナーのライバルだよ。


あと、アニメの親の問題をいろいろ考えてる僕だが。
クレしんの親は主人公に冒険させる理由とか、反対の足を引っ張る社会の代表というよりは、ひろしも主人公っぽいよなー。
まー、しんのすけが17歳くらいになるとまた違って来るんだろうけど。