玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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伝説巨神イデオン20 迫撃・双子の悪魔

脚本 古賀あらた 絵コンテ・演出 石崎すすむ 作画監督 菊池城二

あらすじ
http://www.sepia.dti.ne.jp/stillness/ideon/story/television20.html
うおーっ!
今日はっ!
妹萌えの話だぜーッ!
敵の管理職のハルル・アジバは現場責任者に「手土産に妹とイデオンのカケラが欲しい」という。
「星回りの悪い妹よ・・・」
自ら殺して、武人としてのけじめとするつもりか?女武将だなあ。
妹を殺して父に認められたいというエレクトラ・コンプレックスかも。武家なら母親も違うだろうし。
また、今回の敵は「双子の悪魔」という男女双子のエースパイロットです。テレパシーで連携プレー。こちらの兄妹は信頼しあっている。
兄をドッパ・ブフ、妹をキヤヤ・ブフという。
顔は萌えないが、妹というだけで大好きだ。
というか、今回は特にストーリー上の展開は無し。
見所は、ソロシップとイデオンのパワーアップした戦術。
メインは、兄妹の悲劇を見せるというボトルショー的な意味合い。
ああっ!
個人的にこういう兄妹愛には弱すぎるのである。


うううううーっ!


戦いながらの兄妹の会話がもう、たまらない。
兄を亡くした後の妹の声がずっと涙声で叫んで、「みんな、死んでしまえーッ!みんなーッ!」「なぜ落ちない!巨神めーッ!なぜ落ちないィィーッ!」
半身を失った世界に意味は無いのだ。


っていうか、イデオンは映像コンテンツというより、芝居になってる。セリフとか絵以上に役者の演技で泣かせます。小山芙美
アニメの癖にーッ!


ソロシップのバリアーのオンとオフを武器として使うのは臨機応変に生きようとする力が感じられて、興奮します。
イデオンは死の話であるが、最後まで生きようとして死ぬよな!死ぬまで生きろ!


そして、今日のイデの力は強すぎた。
前回はイデはあまり働かなかったけど、今回は海水をものすごく沸騰させるほどのバリアーを発生させた。
環境に配慮したわけではない。
もしや、前回は敵は戦力の査定に来ただけで、今回の敵が総力戦だったからか?また、今回は敵が兄妹を失ったからか?
敵の悲しみも自らの力になるというのだろうか?恐ろしいぞ。


んで、ソロシップは敵にも味方にも扱いきれないという事で、宇宙の果てに自分たちを捨てに行く旅に出るという事に成りました。
なんだそりゃーっ!
悲しすぎる。


だが、イデはそんな生ぬるい事は許さないのであった。