玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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∀ ガンダム第21話「ディアナ奮戦」

∀ガンダムターンAガンダム
脚本・星山博之 絵コンテ・横田和 演出・渡邊哲哉 作画監督佐久間信一
星山さんはキャラの名前をサブタイトルに持ってくるのが好きなのかなー。そんな感じで、頑張るディアナ様が超萌え回。っていうか、少女萬画テイスト。
ディアナ・ソレル様が看護婦さんというか、新ジャンル女王ナースでがんばる。で、ディアナ様が化けているキエルさんがグエン様にくっつくのが嫌なリリ・ボルジャーノさまがイケズをする。
でも、ディアナ様は月の女王として1000年も大切にされていた世間知らずのお姫様なのに、地球のお姫様のリリ様が嫌がるような嫌がらせ、傷病兵の看護や手術や、血糊の付いた汚れ物の洗濯を一生懸命、純粋に、喜んでやる。
なにこれ。佐藤順一のアニメか。サトジュン好きです。
ま、ディアナ様が頑張るのは、戦争を起こした張本人としての罪滅ぼしって言う動機付けが在るってのもちゃんと分かるから、明るいだけのガンバリズムでもないんだよなあ。ディアナ様は「こんな私でもできることがあるんでしょうか」「こんな私にもご褒美があるんでしょうか」なんて仰るくらい、戦争の被害を見て自信喪失してる。そういうディアナ様が傷ついた人の面倒を見て、自分も喜びを見出す。
うーん。おとぎ話だね。ブッシュ元大統領がイラクで建築業者に転職するなんて話は聞かない。
こういう美しい大嘘がつけるのがアニメだねえ。
そんなわけで、ディアナ様の心のきれいさとナースのコスプレと足のきれいさを鑑賞する回でした。ディアナ様ーッ!
もう、スカートをまくったディアナ様の生足を見てしまったロランは足も声も震えてたからな!ディアナ様ーっ!
ディアナ様に「いい足してるね!」って視聴者の声を代弁する通りすがりの兵士はセクハラだが、よく言ってくれた。


しかし、何気にウィルゲムの内部構造や、Iフィールドとか、ターンエーガンダムの内部自己修復機能とか、メカニカルな設定もさり気なく持ち出すのも星山回。I‐フィールドつかえるんだ・・・。ミノフスキー粒子を使うのか。
∀ガンダムの動力はアニメでは謎で、小説版では縮退炉なんだけど、ミノフスキー粒子をミノフスキー・イヨネスコ型核融合炉以外の所から取り出せるのかーすげー。
でも今回のヒゲの見所はなんと言っても「戦闘出動じゃありません!洗濯出動です!」ダジャレだーッ!
原語では「It's not a war! washing!」とか言うんだろーか?アハハハ
ヒゲの機械人形は洗濯機としても優秀なんだ。逆回転とか上下運動とか、イチイチ芸が細かい(笑)。あの口からの空気は本来何のためのものなんだ。視覚系電気回路の冷却だろうけど。乾燥機。
芸も細かいし、メカ作画も細かい。良いねえ。
地球を滅ぼした∀ガンダムにこんなことをさせるなんて!


それは、月の女王であらせられるディアナ様にこんな事をさせるなんて!と同列であったりもする。∀ガンダムもディアナ様と同じく、ディアナ様以上に千年の時を越えてきた存在である。戦争を生んでしまった存在と言う事も同じ。これは、ディアナ様と同時にガンダムも癒されると言う話なんだよな。
そのディアナとガンダムを癒すのが、主人公であるロラン・セアック。すばらしい。
シャボンに映るたくさんのディアナ様がお美しすぎる!少女萬画過ぎる!大好き。

  • リリ様について

もう、典型的ないじめっ子。意地悪をしたり、嘘をついてディアナ様にキツイ仕事を押し付けたり、オペラグラスでディアナ様が苦労しているところをコソコソ見物して喜んだり。少女萬画過ぎる!
初見では完璧に嫌な女の子だと思ったんだけど。終盤は立派なレディになってしまわれて、戸惑った。僕も高校生の頃は、キャラクターの設定にこだわってキャラの成長を受け入れにくい餓鬼だったんだよなあ。ガンダム00のファンが見方を固定化しているのは笑えないわけだ。
何がどうきっかけで成長するんだろうか?

伝書鳩やメシェーに優しくできるいい子。でも、まだまだ父の仇討ちにこだわっている様子。
前回の星山回の「ソシエの戦争」で、味方の戦死者が出て、敵のパイロットの事を考えるって言うロランと話して、人殺しの怖さを知ったっぽいソシエだったけど。イベントが起きたりフラグが立っても、ゲームじゃないんだからなかなか簡単に割り切ったり成長したりはしないのか。ふむふむ。そうだよなあ。お父様を殺されたんだもんなあ。簡単には忘れられないよな。
あと、ソシエも今回は掃除に精を出しています。生活描写多いなー。

  • キエル・ハイムについて

キエルさんは独立心が旺盛だ。ソシエちゃんは恨みを忘れられないのに、キエルさんは立派にディアナ様の替え玉として、ディアナ様以上に地球の地勢を考えた上で政治をなさっている。使命感が強いのだろうか。まあ、ちゃんとやらないと周りのフィル少佐とかに殺されるんだけど。
でも、大学より社会に出たいって言ってる上昇志向の強いキエルさん的には自己実現の喜びの部分も強いんだろうなあ。同時に、ハリー・オードがメッチャイケメンのナイト。
女王の替え玉と気づいたのに、女王として扱ってくれるとか、これも少女萬画みたいだなあっ!
キエルさんの上昇志向はカテジナ・ルース公と共通しているんだけど、クロノクルと比べてハリーには変な葛藤がないのが良かったんだろうかね。艦隊司令になるクロノクルの方が出世はしてるんだけど。自信や男力はハリーの方が上だ。

  • ヤコップ・ブルーノ

三国志で言うところの伸伸と竜竜だな。∀ガンダムには子供キャラのマスコットは居ないんだけど、むしろこいつらがコメディリリーフとして場を和ませているんだろうか。
野望も捨ててないから話も動かすんだけど、基本的にドジで面白い人たちだ。
こういうキャラは貴重。メインキャラとは違う感情規範で動くからな。テンポの調節剤になる。
キャラクターの雰囲気がみんな同じアニメなんてぞっとしないもんな。
王留美とホンロンがグランディス一味みたいな活躍をしたらガンダム00ももうちょっと元気なフィルムになったと思う。

  • つっこみ

伝書鳩のブルー・ビショップは移動している陸上艇のギャロップに赤い風船の目印が付いてるだけで帰ってくるなんて、おりこうさんすぎると思うんだ。
まさか、ナノマシン鳩?(笑)