玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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アルフレッド・ヒッチコック、ハリーの災難

1956年作品。
http://cinemania.seesaa.net/article/14541395.html
http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/The%20Trouble%20With%20Harry.htm
↑これです。
なかなかおもしろかった。
∀ガンダム、第22話、「ハリーの災難」の元ネタになった映画。
http://www.turn-a-gundam.net/story/22.html
ガンダム


ヒッチコックの方は、殺人の被害者だと思われ、何度も埋められるハリーの死体にまつわる災難。
The Trouble With Harry.
ターンエーガンダムの方は、発掘される太古の宇宙船に関する戦闘の中でハリー・オードの身に起こった災難。
The Trouble "At" Harry ?
∀ガンダムとの関連性といえば、埋めることで証拠や記憶を消し去りたいという気持と、掘り起こすことで記憶の悩みをスッキリさせたりしたいという、人間感情が、黒歴史の遺産とリンクしているのでしょうか。
また、埋めたり掘ったりする中で、男女が恋に落ちたり、恋によって傷ついたり、ということでしょうか。
また、人間の愚かしさでしょうか。


なんとなく、全体の雰囲気は、三谷幸喜のシチュエーションコメディ映画に似ていると思いました。
ま、三谷がヒッチコックを見てないわけがないわけなんだが。


舞台劇っぽいセットや、露骨に象徴化された絵つくりや芝居がかった動きやセリフ。
ヒッチコックのこの映画は、日本ではヒットしなかったそうですが、三谷映画はヒットしてよいですな。
僕も三谷作品は、振り返れば奴がいるあたりからずっと好きです。
三谷作品のコメディの方が、テンポは速いです。登場人物も多いし。
ただ、忙しいからといって、ヒッチコックの映画を1.3倍速で見ようとすると、音楽や芝居のテンポが気持ち悪かったのでやめました。


20世紀中盤のアメリカの田舎を舞台にした景色や音楽の美しさが、ターンエーガンダムに似てもいました。きれいな秋です。
癒されました。


ターンAガンダムはハードSFをそんな舞台でやってしまう!


ターンエーガンダムの第一話「月に吠える」は萩原朔太郎の詩から取っています。
http://char-custom.net/cgi/site.cgi?entry_id=95

過去は私にとつて苦しい思ひ出である。過去は焦燥と無爲と惱める心肉との不吉な惡夢であつた。
月に吠える犬は、自分の影に怪しみ恐れて吠えるのである。疾患する犬の心に、月は青白い幽靈のやうな不吉の謎である。犬は遠吠えをする。
私は私自身の陰鬱な影を、月夜の地上に釘づけにしてしまひたい。影が、永久に私のあとを追つて來ないやうに

これも、過去を忘れ去りたいというテーマですね。


オジー・オズボーンの月に吠えるは、埋められた悪魔が復讐する歌。


∀ガンダムはそういうアニメなのか。
他にも元ネタがある作品はあるんですかね。