玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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メンヘラちゃんが終わったらしい

カタカムは終わった
ではない
メンヘルちゃんやぶれかぶれ
でもない


僕がネットを見てない間にWebまんがメンヘルちゃんが終わったらしい。
らしい、というのはネットをまで見ないから読んでない
メンヘルちゃんはおもしろかったし私がほぼ唯一忘れても思い出して読んでたWebまんがだった。
ちゃんと最後まで書いて偉いなあ。


なんか最近は唯一見てるツイッタでメンヘルちゃんが話題になっとる
で、「素晴らしい」とか「メンヘルちゃんは本当のメンヘルじゃない」とか言われてる。
本当のメンヘルってなんだよ。君はすべての精神病者と会ったのか?
と、ツイットしそうになったが、臨床家の感想を読んだから、まあ、よいか。


しかし鬱は特別なことじゃなかったり、みんなかけがえのない特別な人だったり、ややこしいなあ
もう、特別なのはガンダムでええやん。



私が最近、一番感心したメンヘル描写は∀ガンダム終盤戦のロランが急激に回避防衛規制になっていく所。
本放送の時は全く気付かなかったが、またパッと見ではわからせない構成が匠。終盤ロランは∀を奪われたり殺したりかなりストレスを感じ、理性の言葉と行動が乖離して無意識にサボる。 Zのカミーユがやばくなったのは視聴者にも登場人物にもわかる。
ロランはヤバいのに、ヤバいという説明はなく、モヤモヤした行動が残る。
白富野は明るいから暗さを表にださなくなったが、暗さが無いわけではなくむしろ記号的でない構成が上手くなっている。
キングゲイナーキルケゴール死に至る病をネタにシテルシ。
ガンダム見直したらロランですらメンヘラちゃんになっていたと気づいてしまい、愕然。劇場版ではロランの殺人がないため、ロランが御大将より強い印象にラストも地味に変わっている。こういう気つかれにくい意味の変化を意図的にできるのはすごい