玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

謎の彼女Xアニメ第4話「謎のガール・ミーツ・ガール」

WORKING!! きゃらそん☆MENU(7)山田葵 starring 広橋涼

WORKING!! きゃらそん☆MENU(7)山田葵 starring 広橋涼

ああ、今回もよかった。
丘歩子の広橋涼さんは最近、Working!!の山田で、ちょっと押しが強くて世間離れしていて鬱陶しい女の子と言う境地を開拓したんだが、今回の丘は、「他人を拒絶してる謎の転校生の卜部に、ちょっと変な方向からアプローチして、結果、仲良くなる」というものだった。
山田系の演技から一歩進んで、押しの強さが物語りを駆動する感じ。特に、丘は変な子なので、単純に押しが強引と言うのではなく、搦め手で卜部を餌付けするのがよかった。
あと、謎の肉体の絆。


それと、原作ファンで出崎統ファンの立場から言うと、やっぱり原作の行間を埋める追加シーンで、椿と上野の男の友情が深まるのは、出崎統の男の親友キャラっていう感じで良かったです。(おにいさまへ・・・の一の宮貴やGenjiの頭中将みたいな)
やっぱり脇役の同性の親友キャラって主人公の日常部分を安定させるから良いよね。
丘の怪我と椿の怪我を相似形にしてバランスの良さを増してるし。


あと、今回、卜部も同性の親友を手に入れて、「不思議で周囲を拒絶する綾波系ヒロイン」から「ちょっと変わった所のある女の子」になった。だから、吉谷彩子さんの「棒読みでもなくアニメ声でもなく、暗くもなく明るすぎもしない」微妙に変化のある声がハマってると思うなー。


追加シーンで原作にはなかった夢が追加されてるのは、アニメならではの豪華サービスって感じで嬉しい。出崎統っぽくもあるし。


それと、今回気付いたのは、音楽の付け方。
そんなにロボットアニメだったり超能力があったりはしない。地味な学園ドラマだし、よだれの絆もそんなに大問題ではない。そんな青春の一ページを、音楽と撮影と、フィルムの送り速度のリズムの緩急で盛り上げるのが演劇的に楽しかった。


あ、あと、僕は高校を卒業してから12年になるけど、健全な男子と女子のお互いへの興味がドキドキで良いと思います。
特に迷いもなくクラスメートのよだれをなめ合うのは、ちょっと変態っぽいけど、そこはそういう世界観の設定として割り切る・・・。いや、好きな子の体液をなめる、ちょっと臭くても受け入れる、それこそがセックスの生命としての醍醐味なのではないでしょうか???


体操着の生々しさもよかった。健全な肉体。
あと、体育の授業で卜部を転ばせちゃった女の子が、本当にクラスメートとして真面目に卜部に謝ってるのが良かった。脇役でもキチンと人間として芝居をしてるって言うか、ちゃんと生きてるって言うか、脇役まで人間として描写しようっていう優しさみたいなのが良いと思うな。モブのクラスメートの女の子たちが今後、卜部と仲良くなっていくのがこの作品の魅力でもあるし。けいおん!みたいに人気出ないかなー?