玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

元エヴァオタだけどモニタリング!に高橋洋子さんが出ていて嫌だった

クリスマスイブだし、嫌いなnekora2520はTwitterルール違反と認定されたし、僕を過労にしたKLabはラブライブ!スクスタを事業売却した。


prtimes.jp


なのでおめでたい日だけど、夕飯時にモニタリング!を見せられて吐き気がして、夕飯を急いで食べて自分の部屋に逃げた。


普段は父親は木曜日にプレバトを見ているのだが。プレバトも嫌いだけど。


パソコンの調子が悪いので短く書く。

 

  • パターナリズムで判断する大衆が嫌い

 カラオケ好きのおばあさんのフリをした髙橋洋子が歌を歌っていた。
 カラオケ好きのおばあさんは観客がバカにしていいけど、すごく売れたアニメの新世紀エヴァンゲリオンの残酷な天使のテーゼを歌った高橋洋子をバカにした観客は馬鹿にされるべき。
 そんな感じで人を馬鹿にすることばかりに熱心な番組作りで、高橋洋子さんの歌に芸人のワイプのコメントを雑に被せて、歌に対する敬意が足りない。


 歌が上手いかどうか、歌で感動するかどうか、そんなことは自分で感じろよ。


 日本人料理人が身分を偽って間違った寿司を作っている外国の店でバカにされた後、正体を明かして外国人をバカにする番組も嫌い。


 歌が上手いのか、寿司が旨いのか、そんなのは自分で感じろよ。


 売れていたアニメソングを歌っていたから偉い。ミシュランで評価されている料理人だから偉い。M-1グランプリで高得点を取ってたくさん賞金をもらった芸人だから面白い。
 そんなパターナリズム、権威主義でしか芸事を判断できない程度の人間に向けたテレビ番組は吐き気がする。


 (まあ、僕は若手芸人が売れたくて必死になっている芸よりも、死が近づいているベテラン芸人がマンネリの果てにたどり着く芸が好きだし、笑点も大好き。横山やすしも、横山たかし・ひろしも、染ノ助染太郎も、いとこいさんも、死が近づくに連れて面白くなっていったと思う。中学生の頃に「桂枝雀は師匠の桂米朝よりも若いのに面白いな」と思っていたら自殺したので、僕は死の匂いを面白がるようだ。桂米朝師匠ももちろん死ぬ寸前が一番面白かった)


 僕もシン・エヴァンゲリオンでさらば全てのエヴァンゲリオンと別れを告げたが、メルカリで当時の非売品ポスターを一枚2500円で売る程度には中学生の頃はエヴァンゲリオン直撃世代だった。


 だから、こんな下らない番組に高橋洋子さんが出るのが嫌だったし、高橋洋子さんに対する敬意も少なくて歌を雑に編集してネタみたいに扱うのが嫌だったし、高橋洋子さんが一発屋だからこんな仕事をするみたいな雰囲気も嫌だった。


 そもそも、いまのエヴァンゲリオン人気ってパチンコと新劇場版のほうが長いんだから、エヴァの歌を歌ってるのって高橋洋子さんというよりむしろ宇多田ヒカルだろって思う。宇多田ヒカルを出せない程度の番組が。
 裏番組のプレバトも素人の芸能人がその道のプロに打ち負かされて自信をへし折られるところを見て喜ぶ。良かったところより欠点を強調する。そして、偉い先生が何故偉いのかの評価はパターナリズムで採点者だから、売れているから、という金銭崇拝主義で証明されているように映されている。偉い先生に正解と言われた人は偉くて、偉い先生の意見と違う人は馬鹿にされていいらしい。クソか。
 実際、プレバトの俳句に夏木某以外の複数の俳人が審査をしたときは意見が割れて番組としては崩壊していた。


 その裏番組のプレバトにもモニタリング!にも「その結果うぁあああ????」と変に強調した口調で煽るナレーションを銀河万丈さんがやっていて、正直、銀河万丈さんほどの名優がこんな下らないナレーションをしているのが辛い。立木文彦さんもそうです。


 だいたい、身分を偽っている偉い人をバカにしていた人を馬鹿にしていいっていうドッキリ企画って、嘘と盗撮じゃん。犯罪だろ。そんな倫理に反するものを嬉しがる人間は糞だ。


 サンドウィッチマンの博士ちゃんも子供なのに偉そうで、子供のくせに知識があるのが常識外れだからネタにしていいって、才能のある子供に対する敬意がない。パターナリズム、常識崇拝、平均的人間崇拝主義。


 体育会系TVもプロのアスリートが子供や芸能人やトンチキな課題に失敗して赤っ恥!というのを、何の才能もない大衆が喜ぶように作ってある。


 ポツンと一軒家も常識とは違う生活をしている人だから馬鹿にしていいという大衆主義。


 ものまねグランプリもカラオケ採点番組も、いかに原曲通りに歌うかという正解に近ければ偉いという、なんのひねりも工夫もないつまらないパターナリズムが評価基準で気持ち悪い。歌はもっと自由だ。


 衝撃映像シリーズも、警察24字も痛い目にあった人や犯罪をせざるを得なかった人がかわいそうとか気の毒とか社会的ケアではなく、瞬間的に間抜けだ、バカだ、悪いやつだってバカにして、怪我をしたり逮捕された人のその後のことはばっさりカットされて、さっさと次の話題に行く。人に対する最低限の敬意も優しさもない。ウルトラセブンの人間を実際に殺すドラマを作る宇宙人と同じだ。人の人生をテレビに映る画像、記号として消費している。そういう価値観の人間がメジャーなテレビ番組を作っていて、日本人の大半の数千万人がそういう価値観だと思うと、大切にされない立場の定型発達人生から外れた無職の精神障害者である僕は恐怖を感じる。


 プロジェクトXも煎じ詰めれば、技術が優れていたから面白いのではなく、売れたから評価されている。


 パターナリズムで偉い人は偉いという価値観だが、偉い人が失敗して恥をかくのを見たいという下賤な感情が主題だ。パターナリズムで偉い人は偉いとしているのだが、そのプロの技が素晴らしいと褒めるのではなく、プロのくせにつまらないゲームに失敗したら恥をかく、プロだったらつまらないゲームでもやれて当然という、技術者の足を引っ張りたい感情が見え見え。
 だから、パターナリズムで偉い人は偉いというふうにしているのだが、なぜ偉いのか、技がどのように優れているのかということは大衆は理解できない。解像度が低いので。ただ、偉い人が何故偉いのかと言うと、結局金を沢山稼いでいるから、偉い。というわけで、偉い人を尊敬しているのではなく、単に金銭崇拝をしているだけである。


 だから浜田雅功に一流アスリートがおねだりして爆買してもらうのが面白い。一流アスリートがつまらないゲームをして賞金を取ろうと躍起になるのが面白い。金を稼いでいるはずの人が馬鹿にされるのが面白い。金を稼いでいる人を馬鹿にする人を馬鹿にするのも面白い。



 カネ、金、かねのことしか頭にない人間たち!


 金のためには嘘をついたり盗撮することも他人の恥を面白がることも許される!そんなふうにお前たちは思っているのか。儒教的な敬意もないのか。逆に孫子の兵法の詭道を重視するなら、それこそ殺し合うつもりでやれ。


 百歩譲って金が大事だと思うのは、まあ、生活者としては当然の価値観だ。だが、それを優先して盗撮とか嘘とか、他人の恥を面白がることを正当化するような気高さのない人間は嫌いだ。俺は貧乏だが、心まで貧しくはなりたくない。


 だから僕はアニメは好きだけど、バラエティを父親が見ているときは壁に貼ってあるゴッホの絵のコピーを見て我慢している。ゴッホやモネやルノワールくらいだと、量産されて数秒の短いカットが矢継ぎ早に提供されるテレビバラエティ番組と違って、毎日見ていても飽きない(季節によって貼り替える楽しみもある)。そういう名画の本当に美しいものを、その金額ではなく、そのオーラで感じたい。


 うつくしいものがうつくしいと、自分の気持ちで感じることができず、ただ金という食料や生活物資と交換できる定規で測れるものをありがたがる人間は、結局、芸術ではなく明日の食事の心配をしている野生動物と同レベルだ。モンキーなんだよ!



 せめて、冬至の夜の立ち待ち月が冬のダイヤモンドと共に天頂に高く輝く真夜中の夜空の美しさくらい、眺めてほしいものだ。
 遠大な距離や光の速さで偶然形になった星座、地軸の傾きと惑星と恒星と衛星のダイナミズムでリアルタイムに変動する月の様。
 その宇宙の中に立っている自分、広大な世界を冬の薄い空気を通して見るつながり。それは美しいと僕は思う。それがただの核融合反応にすぎないとしても。
 いや、微細な原子核の運動が広大な宇宙の法則を形作っていること、それも美しいのではないだろうか。





  • ほしい物リスト。

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↑グダちん用


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匿名で住所を伏せてプレゼントを送るための、つかいかた
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 もう結婚しちゃったけど、年末くらいまではこのリストを残しておきます。



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