玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士Zガンダム

OH! スーパー ミルクチャンを何気に見たら。何気にカミーユがパステルしんさんでキモかったので飛田展男氏の芸風が広すぎてビビル。博士とかアリも。
つーか、ウルベ少佐とカミーユの時点でビビル。
という訳で、聖火台で見たよー。
なんか、5巻見てると殺すって書いたらなんかZガンダムが全巻そろうようになった。
いやあ、悪いなあ。
17話(ホンコンシティー)から22話「シロッコの眼」まで見たよー。
フォウ編を全部見たよー。一気に。最近微妙にZ見れてなかったから勢いで。
フォウ・ムラサメは強化人間の癖に割と賢くてすごいね。薬とシリツで良いようにされてるんじゃないのが良いね。自分で動くのが良いね。エゴが在るのが良いね。
つーか、フォウ可愛い。
初見では何でカミーユがもてるのか判らんかったが、2回目見たら割と納得できたよ。
なるほどなー。フォウは最初はスパイのつもりだったのかー。そっかー。っていうか初見でそれくらい気付け。俺よ。
トミノ物は1回見て自分の頭で整理してから疑問点を考えながらもう一回見るとすごいなじむわ!ですね。
数学の問題集か。
富野アニメを全部見ても死ななくても済んでいいね。
そんで銀色ドレスで泣け。
あと、ベルトーチカは言うほど自己中じゃなくて良い。ベン・ウッダーも言うほど卑怯じゃなくて良い。
ある程度はそうだが。
なんかちゃんと人格があってそれにそって行動したり小芝居するのが良いなあ。
ナミカー・コーネル女史がテンパッたら船酔いが治るのとかステファニー・ルオがモノローグと発言では違うニュアンスで話すのとかたまらんです。
アムロカミーユと握手する時一旦右手を引っ込めて左で握手して右でベルトーチカを抱くとか。
そういうわけで、健やかにまとめられる映画版ではベルトーチカも幼児期のトラウマをもっとはっきり解消出来るといいなあ。アムロの中の人が好きになれたと言ってたので楽しみだなあ。
そんでアムロ・レイは宇宙に上がりたがっていたのに色々事件のせいで行けなかったっぽいので映画では宇宙に上がってくれると信じる。
そんでさー、シャアが出てないのにずっとエンディングのトップに居たのがむかつくので。映画ではアムロとずっと行動を共にしてアムロとの実力差を思い知ったら逆シャアであんな馬鹿な事はせんだろう。サイコフレームを横流しとか。
でも、逆に嫉妬にかられて隕石落しはするかも。
アムロすごすぎる。縛られてても泳ぐ。そん時カミーユが拡散バズーカ打ちまくっても平気。アムロやばい。未来さんはなぜナイフを持ってたのか。
そんで宇宙に上がりましたが。
シロッコが悪い。すごく。あとキモイ。
映画では島田敏がもっとネッチョリになってるのでキモさ抜群。うちゃあ。
マウアーは実力で引き抜きでジェリドはジャマイカンから左遷&運ですかね。
マウアーの触角が萌える。マウアーは美人なので書きにくくなって作画が荒れるのが可哀相だ。
ガブスレイの初登場とZガンダムの登場をいっしょにしてZのすごさを強調するのが上手すぎる。アポリーなのに。アポリーは映画ではロイ・マスタング准将です。でも、パンフの声優紹介の代表作には載ってなかったです。大佐!松竹だよね?
ファがグラナダでパイロットの練習をしてた臭いのに気付いたので初見時の違和感が解消された。カミーユが地上で泣いて笑って恋をしてる間にファ・ユイリィも色々在ったんだよな。
そんでカミーユも色々在ったわけでそれでファを抱いてしまうのが生っぽくていい。
カミーユがフォウを勝手にフラッシュバックして揉めるのがいい。
ゼータは2回見るとすごい判りやすい。
そういえば、富野由悠季監督自身もZは作っちゃった後ずっと見返さないで最近見直して話の上手さに自分で気付いたと言う。
スゲー。
それに自ら気付いたトミノがすごい。
シドレ曹長が死んだのはやっぱりキモチワルくていい。
ファの出撃とかと絡めていて新兵の出撃の怖さを感じさせてくれてて良い。ただの捨てキャラじゃなくて俺に感傷させてくれていいなあ。
そう考えるとネモの扱いがしょぼすぎるのがナア。アーガマホワイトベース以上にネモ隊のパイロットが居るはずなのに出て来ないのが気に食わない。中尉以上のパイロットも居るのに。
たしかに、ドラマに絡めると判りにくくなるっぽいけどナア。アウドムラ内やシャトルでモブで映っただけでは寂しい。顔つきは結構好きな漢たちだったので。
カミーユアムロと違って同じ境遇と同じ年齢の同性の友達がいなかったのが可哀相だと思ってる。トーレスは倉舵手だからなあ。
その分、女にはモテまくりますが。それに、大人だらけの中でもがくのもカミーユの魅力でもあるしなあ。
ところで、富野とGacktとの対談で、ガックンが「ソロモン戦でザクに曳航される兵士が切ない」と好きなシーンを語ったところで、禿が「そういえば、Zではそういうシーンが少ないのがダメだと気付きました。今。もっかい作り直す。」
と、すごいフットワークの軽そうな発言があったので楽しみです。
エマ中尉の「カミーユは本能的に私のことを好きですから」と言うのは前後から見るとそんなに電波ではない。
判りにくいセリフだけどー。でも人間が喋るセリフはそんなにはっきりした意味でもない事が多いし。
言った本人でも自分で判らず言ってしまう事も多いし。
だから富野セリフは生き物らしくて良いなあ。いいなあ。世界観があっていいなあ。
でもアニメ「だけ」でしか人生や世界を感じられない俺はどうしようもないなあ。
いや、そうでもないよ?うん。多分。脳内恋愛とかも在るし。