玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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シャイニングフィンガーカミーユ・ビダン

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実は、男性がほとんど見逃しているんですけど、女性は見逃さないカットがあるんです。宇宙服を着たままだから、大股開きでファがカミーユに抱きついても猥雑に見えないだろうという計算があったのですが、でも女性はそれを見逃さないんです。最後はよかったねと言ってくれるんです。見事だなと思いました。

事前に本屋でアニメージュインタビュー*1読んでおいたので、チェックしておいた。3回目にしてやっと気付いた。1,2回目はカミーユに彼女が出来たのを祝福してあげるZガンダムに注目しすぎていた。だって、あのZガンダムかっこいいよ!さすがカミーユのお兄さん!
アーガマクルーが村社会のメタファだとすると、ゼータとメタスは仲人か、新郎新婦の父か、神父様か。
トミノ曰く、「アニメーターが自分の判断で演技してくれてうれしい」らしい。
カミーユファ・ユイリィのお尻をなでさすると、ファがのけぞって笑う。っていうかイク。
どれだけカミーユテクニシャンやねん!ゴッドフィンガー。
やっぱ、カミーユは童貞じゃないんかなあ。だろうなあ。
そりゃあ、ハイスクールでは好き勝手やってたさ!
成績が良すぎて鉄の乙女とあだ名されて嫌われていたが、女子には人気があったのかもナ!
そりゃあ、カミーユかっこいいもん!鉄の乙女だし。なにしろ、くりいむレモンで夜勤病棟で雫だしなあ。飛田展男。セックル!セックル!セックスだ!
そう考えると、テンプテーションに突撃して部活をサボるようなヲタ描写が省かれていたのは、新訳カミーユはオタクじゃなくてモテ系熱血正義漢だということか?
「あんなティターンズって、許せないな・・・」はテレビ版であったかどうか忘れちゃった。
そうか、最初のシーンからカミーユの性格演出を変えていたんだな。ただ、名前をからかわれて怒るのではなく、義憤にかられてティターンズに突っかかるという風に最初から変えるとあからさま過ぎると・・・。だからあの空港のシーンはカットでジェリドの回想で誤魔化したのか・・・。富野はテクニカルだな。
じゃー、新訳カミーユは成長物語じゃないんかなあ。最初からカッコいい。
いやー、テレビのカミーユもそうとうカッコいいけどなっ!
成長しようがしまいが萌えられたらいいじゃんよー。ちゃんとファに怒ったりフォウに愚痴ったりするシーンも1回はあるんだから。ぱんつシーンが無かったのは悲しいが。
そういうわけで、カミーユゴールドフィンガーでノーマルスーツ越しにイカせるスーパー宇宙ファックを見せつけたわけだが。それで全宇宙に結婚式を宣言したのだが。
しかしなあ。不満点といえば、
本当の親兄弟は死んでるみなしごどうしの結婚なんだよな。
アーガマクルーの村社会に認められてもなあ。結婚ってもっとこう、家族親族姻戚とかの経済とか利害のどろどろするじゃない。
結局、漫画だしな。理想化されすぎというか、恋人の幸せのためには親は死んでてくれということか?
リーンの翼が気になる!

*1:あと、このインタビューで「やっぱりロザミア出した方が良かったか?でも長くなるし」とまだ気にしてる御大がなんか可愛い