玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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第壱話 使徒、襲来 ANGEL ATTACK 第弐話 見知らぬ、天井 THE BEAST

そんなわけで、最終回のトラウマを念頭において鑑賞してみる。
この時点で碇シンジにとって、母、碇ユイは、父、碇ゲンドウによって殺され永遠に奪われた清浄な存在として位置している。(が、もちろん1話では説明は無い)
シンジが父を苦手に思うのは、単に捨てられたと言うだけではなく、母親を奪われたと言うトラウマもあるんだろう。
だが、僕が映画版で一番共感できたのは、実は碇ゲンドウであったのだ。「自分が人から愛されるとは、信じられない」このシーンが一番好きかも試練。
言ってみれば父、碇ゲンドウ自身も碇ユイに捨てられた男である。そして、それは息子は永遠に知ることは無いのだ。(補完中に知ったかどうかはわからん)
そう考えながら、見ると、ケイジや病院や破られた手紙も、なんだか、ねえ。アレです。かなしいというか、やるせないと言うか。
気持ち悪い。
エヴァンゲリオンはライブ感覚と言われたが、オープニングにカヲルは登場するし、やっぱり、こういう小さな伏線は考えられていたのだろう。劇場版は取ってつけたモノではないのだろう。うーん。気持ち悪い。
そもそも、この僕の文章の歯切れの悪さも気持ちが悪い。どうなることやら。