玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

すごくエイサップかっこいい。

関東平野をコンクリートで埋めれば、日本人は窒息するぞ!」
「そうしたから、満州に侵攻しなくたって、戦前の倍以上の人が住めるんです!」
すごくいいな。
このやり取り、震えた。
最近の単純なノスタルジーの精神論に対して21世紀の日本人も自己肯定して見せられると言うのが。コンクリートもそんなにいいとは思わないけど、いつもいつも「大切な何かを忘れているのではないか」と言うだけではいかんよな。ちょっと10年くらい景気が悪いだけで。で、景気がいいとバブリーに浮かれる日本人。
トミーノのバランス感覚ってイエスだね。
エイサップもカッコいいよー。
っていうか、エイサップはオタクじゃないんだよな。当たり前の話なんだが。
最近のアニメではオタクが考えたオタクっぽい人格の主人公が、おたくじゃなくてもオタクっぽい思考と話し方をするキャラクターが多いんだが。エイサップは普通の若者らしくて良い。普通の若者と言ってもDQNではなく、すごくしっかりしてるし。
シンジ君はオタクじゃないけど、オタク的。で、そう言う風なキャラも居ていいと思うし、嫌いじゃないんだけど。でも、オタク受けするためにオタクっぽくしてるだけのキャラクターは嫌だねえ。
で、富野はまっとうな主人公をかけるんですごいよな。さすが、アニメができる前に子供時代を送った人だ。手塚マンガは読んでたけど。
でも、エイサップみたいな若者っているのか?うーん。早実の斎藤?よくしらないけどー。
いや、結構大多数の若者は俺と違ってまっとうで居て欲しいな。