玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

第拾四話ゼーレ、魂の座

回想シーンにはBGMがない。のだが、退屈しないで面白い。流石だ。
これは、市川昆作品やら特撮アニメ作品を研究したオタク第一世代のGAINAXだからこそのセンスでしょうね。
それまでの映像作家は自然物、自然科学、社会科学、人間関係を題材に、映画を撮ってきたと思うのですが。
おたく第一世代からは、映像を手本に、その映像の面白さの法則に対して意識的に、映像を撮っているようなロジカルな印象を受ける。的確に面白い。
でも、明確に方法を駆使できるセンスがなければ、劣化コピーの劣化にしかならない手法でもある。
おたく第二、第三世代の作品では法則よりも、法則にのっとって作られた物から自分が受けたあやふやな印象を手がかりにしているような、心もとさがあるかもしれない。萌えとか。
僕も含めて。
僕はやる気が無いからどーでもいいけど。
ガギエルイロウルの事件が死海文書のシナリオとは外れているんだ。裏死海文書ではどうか?
ガギエルはアダムを狙っていたのだが。アダムはドイツで進められていたあだ無計画のサンプルであり、リリスベースのエヴァ零号機、エヴァ初号機に対する、アダムベースのエヴァ弐号機以降のエヴァシリーズの原料と言うのがわかりよいんだけども。
アダムを加持君が輸送していたのは、ゼーレに知られていたのか隠密だったのか、碇ゲンドウがアダムを盗ませたのか。
委員会には弐号機狙いだと言う風に報告したのかどうか。
イロウル侵入は誤報ではあるが、イロウル出現は数合わせ的に存在したと言う事にしてあると思う。
人類補完委員会はシャッフル同盟みたいですね。中国とイギリスが入れ替わってるけど。ドイツ!
委員会は生臭いおっさんたちで面白かったけど、ゼーレはなんか神懸かりの宗教狂人の板ッ切れになっちゃったのが残念かもしれない。

  • Bパート

綾波レイ怒涛の独白。
10年前に見たときは、ただの気取った演出と心理描写なのかなあと思ってたんだが。
今回は綾波レイを14歳の普通の女の子になろうとがんばって、心理学の本を読んだりラーメンを食べたり学校に通ったりして努力している、かわいい怪獣少女どろみだと思いながら見ている。
岬ちゃんみたいなメンヘル少女、もしくは虐待サバイバーのような人だと思う。
あと、僕が17歳から7年間鬱と神経衰弱を繰り返しているから実感が沸いたのだが。
綾波は寡黙でも心の中はいつも猛スピードでの思考がゴールドエクスペリエンスしているようで、それを上手く言い表せないで、「碇君のにおいがする・・・」とだけ。
アヤナミストではないが、綾波って可愛いなあ。もどかしいっ!
富野のようなジジイは、単に綾波は病気にしか見えないんだろうが、病気にうまれついてもまともになりたがる綾波は、なんか、気になって落ち着かないような気持ちになる。
あやなみぃっ!
富野がエヴァが病気と言ったのは、富野がリハビリ前の97〜98くらいなので、白トミノになったあとのトミノならまた違った意見かもしれないが。
あと、僕がトミノファンになったのも、∀の癒しの文庫版が出た後で、「うつ病から生還したロボットアニメ監督のロボットアニメを見て、その思考パターンをなぞると、僕の病気も改善するかもしれない」という歪んだ親近感だったりもするわけです。むしろ、富野萌え。
失踪日記は、まだ読んでない。
吾妻ひでお先生が、この後、全盛期に匹敵するか超える作品を生み出したら、トミノ以上にはまるかもしれない。俺はSMメガネではなくロリコン眼鏡だから。
零号機のコアは空っぽなのかもしれないし、綾波の1号か、リリスの分裂自我か。
まあ、そこらへんはどうでもいいか。
大事なのは、第拾四話の時点では、惣流・アスカ・ラングレーがまだ綾波レイの事を知りたいと思っていると言う事だ。アスカはなんだかんだ言って、他人と関わろうとする子なのだ。愛着行動かも知れんが。
綾波みたいな変な女をそれなりに気にかけるということはいい子じゃないか。ラーメンにも誘うし。
でも、綾波はすごい、アスカどうでもいい。弐拾弐話の前に話しかけてやっていれば・・・。それも仕事の問題解決というだけだし。
まあ、綾波は実際年齢10歳だからなあ。大変だ。あやなみがんばれ。
ミサトさんはウエスト細すぎ。