玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

加持サンはエヴァ唯一の大人だったのかもしれない。

シンジ君に生き方を説いてやれるし。アスカがエンコー中学生になりかけたらたしなめるし。
加持さんはマンガでは弟を見殺しにしたと言う事件があるんだが。
親の被害者だと思ってる人の中で、弟に対する加害者に成ったと思う人だから、年下に対してやさしいのかもしれん。
ただ、自分に対しては全然優しくないわけで、勝手に死んでしまう。
だから、やっぱり加持サンも大人ではない。
いや、葛城に遺言しつつも「言えなかった言葉を言う」って、死亡フラグ全開なのに、自分に対して生きる条件付けをしようとしてたわけだし。
その割には、アニメではあっさり死んだように見えちゃうんだよな。
ビデオ版では「アダムの”サンプル”を横流しした事がばれた」というセリフが在ったんで、いろんな意味で分かりやすくなった。
やっぱし、キール議長はアダムが日本に行ったことは知らんかったわけだ。第8使徒のとき。なーるほど。で、量産型エヴァも少し数が足りなかったわけですな。
(弐号機からアダム系の素体と言う説が有力なんだけど、三号機以降の血は青くないんだよな・・・。つーか、アダム系の使徒の血は全部赤い。リリスの使徒のリリンも赤い血だし。いや、赤い機体が赤い血を流したら分かりにくいと言うだけかもしれんのだが)


んで、加持君は死にたくはなかったけど、八方塞だったわけで、むしろ葛城にメッセージを残せただけで御の字?
でも冬月を助ける意味は・・・。ネルフには潰れて欲しく無かったってことか?
あと、シンジ君も加持サンもカヲル君も綾波も死にたがりなんだが、死んだらちゃんと周りの人が悲しんでるのが、ねじれてるなあ。
死にたいけど、人が死ぬのは嫌なのだ。
自殺はおいらの専売特許。
そういうのは、実際の所、自分が死んだ後の人の悲しみを想像できてないし、むしろ放っておいてるわけだから、自分の死もちゃんととらえているわけではない。
だから、子供なんだよな。