玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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初号機は箱舟だったのか。

シンジとアスカのように、元に戻った、人は人として地べたで生きていく者も居る。
だが、戻れなかった物は消失したのではないのだな。
巨大綾波神のガフの部屋に集められた魂は、そこから巣立ったエヴァンゲリオン初号機の中に蓄積され、ただ一人の魂となったと。だから、ゲンドウや冬月はユイと一つになれたと思いたい。赤い魂の降下と入れ替わり、アンチATフィールド(一つにする力)の十字架と共に昇天したと。一つになった彼女、エヴァは寂しさに耐えながらパンスペルミア(汎宇宙胞子)となる。
そして、それは新たな星で、新たな卵となり、命を繋ぐのだろう。
ユイ一人が永遠に行き続けたいのでは、なかった。ユイだけが、人の生きた証では、なかった。
10年前、憧れ、1ヶ月前に見返したときは嫌悪した碇ユイだが、今は、再び悪感情は抜けた。
だが、僕はアスカ派なので、母を見送って、アスカと寝たい。
宇宙と地球どちらにしろ、希望はある。希望はあるが、人の希望は悲しみに綴られているね。
寂しさに耐えながら、命を伝える宇宙の種。
赤い海として溶け合ったゼーレ。
復活し命を増やしながら、死を待つ地球の人類。
スケールでけええええっ!ナディアを超えた。