玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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赤い水。赤い色は、嫌い。

ガフの扉が開き、全ての生命がLCLに還る。LCLは黄色い。だが、南極は、ガフの部屋が開き、セカンドインパクトが起きたにもかかわらず、赤い水と塩の柱で覆われている。
LCLを生み出しつづけるリリスの周りのターミナル・ドグマも赤い空と塩の柱。
そして、ラストの地球も赤い水と塩。
テストプラグが赤い水に近づくと、シンクロできない。エヴァは赤い水に冷却されている。
硬化ベークライトも、赤い。
赤い水は、死の象徴か。死とは、生命の不在である。
塩の柱は処罰の象徴とも取れるが、ただの抜け殻なのかもしれない。
ターミナルドグマの周辺の結界はリリスのATフィールド。平凡な使徒やエヴァではない、神の自我領域。
その内部には、神以外の生命は、不在である。
そのため、ターミナルドグマでは赤い水と塩が黄色のLCLを取り囲んでいるのだろうか?
とすると、南極のアダムのATフィールドは健在なのであろうか?いや、それはないので。一度完全に抹消された生命は戻らないと言う事か?使徒のガフの部屋が南極を道連れに空になったと言う事か?
そして、ラストの地球は、生命の不在を表しているのか?
だが、シンジやアスカは戻れた。形を持っていれば、生きていられるのか?
そして、不在になった生命は、どこへ?
死んだのなら、輪廻できる。とするなら、生命が不在と言う事は移動したと言う事になる。
「我等は人の形を捨ててまでエヴァと言う箱舟に乗ることは無い」
サードインパクトの無から人をすくう箱舟となるか。」