玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

ユイはどこまでシンジの母親だったのか。どこまでレイだったのか。

何度もユイはシンジを取り込もうしながらも、最後にはシンジはエントリープラグごと地球に排出される。エヴァの背中パーツが外れてるし。
本編では綺麗に人物同士として描かれていてナイス。(脚本ではエジェクションシーンが在った)
んで、それはどうなのかなあ。
ユイはあんまり出てこなくて、ガフの扉が開いた後はレイがシンジと対話していたんですけども。レイは一つになりたい?と誘いながらも「夢の終わりよ」とかも言う。
現実を忘れさせようとすると同時に、現実を思い出させるようなことも言う。
別にメッセージはない?
真実を言ってるだけ?
それとも、レイも迷っていたのだろうか?シンジの反応をうかがっていたのだろうか?
初号機=シンジでもあるわけで、シンジが生命の海から脱して、現実を求めたからこそ、初号機=ユイはリリスから宇宙の海に飛び出せたという事も在るかも。


それとも、ユイなら勝手に飛び出していけた?うーむ。
エヴァ初号機であるユイが人類の種を持って宇宙に行くとしても、人間の母であるユイはシンジとわかれて別の道を行く事を望んだという事だと、すっきりする。
母と子は別れたほうが、広い範囲に広がっていけるし、それもまた生命の本能。