玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ゼーレの補完計画も失敗し、成功した。

ロンギヌスの槍がないと、リリスによる補完が出来ない、初号機による推敲を願うぞ。というのは、生命の実であるリリスだけでは補完が出来ない。つまりロンギヌスの槍=知恵の実。で、知恵のある人間であるシンジを取り込んだリリスの分身エヴァ初号機ならば、二つをあわせた神となり、補完が可能。ということ?
で、結果としてはロンギヌスの槍はオリジナルが戻り、リリス、アダム、ヒトと触れ合って知恵を実につけた使徒(僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない)であるカヲル、エヴァ初号機、欠けた自我を持つ人であるシンジ、エヴァシリーズのオール怪獣総進撃状態になったわけで、スゲー!
ゼーレは誤った命の源であるリリスから生まれた自分たちを否定し、リリスに還り、リリスと共に一度死に、後にリリスロンギヌスの槍で生まれ直させて自分たちを祝福された単位ツン完全生命とする事を願ったのだろーか?
レイとシンジの補完計画により、全ての生命は確かに一度リリスに戻ったのであり、ある意味成功している。リリスが崩れた後、彼等は赤い水となって地球の海に満ち、一つの生命体になったのかもしれない。
どの補完計画も失敗したように見えて成功しているようにも見えて、すげえ。