玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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海のトリトン11話イルカ島大爆発!

なんかだるいのは生活にワクワクが無いからだ。
というわけで、「海のトリトン」「幕末機関説 いろはにほへと」「リーンの翼」をワクワク枠として設定し、何かしながらではなく「ちゃんと集中して見るアニメ」に設定した。
忙しいので、他のアニメはストレッチしたり筋トレしたりご飯食べたり掃除しながら見てるのだが。
んで、精華大が通常営業になって、バイトが落ち着いたら、Vガンダムブレンパワードだ。ワクワク!
大学の授業には何でこんなに興味が無いんだろうなあ???
どうやら僕は科学者になりたかったんじゃなくて、萬画の中のマッドサイエンティストになりたかったようなのだ。誤字だらけのくだらない教科書読むの面毒背絵。
というわけで、ワクワク海のトリトン
ピピはツンデレなので、この間トリトンに命を救われたのだからデレになるのかと思ったら、やっぱりトリトンに辛く当たるしケンカをするしガキの癖に威張るし悪態は尽くし泣くし言い争いになるようなことばかり言う。
チョキすぎる。
原作でもおてんばなんだが、基本的にトリトンにほれているという安心感が在ったし、わがままなのも主婦の可愛い家庭運営の域に収まっていたと思う。家を飾り立てたりとか。手塚治虫はなんだかんだ言って理想を書きたがるんだな。
アニメの家はトリトンが作りました。ピピはその家に文句をつけるだけでした。
アニメのピピさんは生の女の子の訳のわからなさ+普通の女の子が訳のわからない戦いに巻き込まれた混乱の二重の混乱で、性格破綻したキャラに見える。
最近のアニメのように記号としてキャラ萌えが整理される以前の作品なので、いろいろ性格とかパラメーターが振り切れてる。今のアニメでは絶対没になる性格設定とか演技だと思う。
アニメやマンガを参考にキャラを作れない時代だから、富野の昔の彼女の振る舞いとかが直に投入されてるんだろうか。まあ、僕も母親くらいしか女は知らないけど、女って確かにこういう突っかかるような言い方するよなあ。で、男はトリトンみたいに困ったり混乱して逃げ出したりうろうろしたりするのだ。
リアルでヤダナア。
挿入歌の「ピピの歌」は以前から知っていたんだが。全然違うじゃん。「トリトン大好き」みたいな歌だったのに、本編は真逆・・・。
あと、イルカも結構トミノ
原作のルカー以外の一般イルカは人間に使われる動物と言う感じで知恵も少なく、トリトンの手駒としてかなり簡単に死んだり殺される雑兵扱いだったんだが。
アニメのイルカは結構トリトンに文句をつける嫌な社会の大人な感じでやっぱり富野。
ポセイドンが恐くていい。原作のポセイドンは死なないけど、言葉が不自由と言う、中途半端なギャグがあったからなあ。
つーか、大西洋から南太平洋まで、目からソーラレイみたいなビームを発射して島をフッ飛ばした。すげー。トミノアニメの大ボスコエえ。しかも手下の畜生を巻き添えにするし。
トリトンは善悪の逆転と言うのが有名なので、ポセイドンはいい奴なのかなあと思ってんたんだけど。普通の現実の軍隊の大人の人と同じ程度には悪いじゃん。
イルカもいっぱい虐殺するし。吸血鬼を作って船を襲わせたりするし。
原作のストレートな武器商人とはまた違うんだが。充分悪いじゃん。
それよりも、トリトン族とイルカのほうが悪いのか?
原作よりもかなり富野になってるなあ。
戦闘シーンも結構流血するし。海の中っぽく血が広がるし。
オリハルコンの短剣で刺すとピカッと光って消滅するのもカッコいいが、恐い。
あと、飛んで来た岩に当たってイルカが死ぬのも生々しい当たり方と死に方のポーズだったので恐かった。
絵コンテは斧谷稔だった。じゃあ、仕方ないな。
富野喜幸はテーマがすごいが、絵コンテアクションだけでもおもしれー!職人芸を覚えた天才なんだからすごいわ。
ママは小学4年生のオープニングをYOUTUBEではじめて見たんだけども。
うわ。すげえ。
実写的にカメラをグリグリ動かしてるのに実写では絶対出来ない絵作りで富野すげえ。