玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

赤毛のアン3

3話の時点で、と言うか最初から、児童福祉文化賞受賞してるんですけど。
これは再放送だから?
再放送だからですよね!


っていうか、笑っちゃいました。
機動戦士ガンダム伝説巨神イデオンとかの富野作品の時もそうでしたけど、僕は想定外に”やらかしちゃっているもの”を見ると思わず笑ってしまうしかないみたいです。
いやー、なにこれ!
すげええええ!
なにこの作画アニメ


絵コンテの高畑勲か、
場面設定、画面構成の宮崎駿か、
作画監督近藤喜文氏か、
美術監督の井岡雅弘氏か、
撮影監督の黒木敬七氏か、
動画監督の前田英美氏か、
アニメーターの方々か、
背景のスタジオ・アクアと西原繁男氏か、
撮影のトランス・アーツと荻原享氏か、


誰がすごいっていうか、皆すさまじい仕事振り!
先週も書いたけど、パースペクティブと背景の動きの再現が完璧すぎる・・・。
それでいて、CGとか写真の引き写しではなくって、確実に絵になってる。人の意志と手が入っている!
部屋の中と家の壁と家の庇を別々に、手動でビミョーなタイミングで動かしてる・・・。なにこのスタッフ!怖い!すごい!
笑ったと思ったら、素晴らしすぎて涙が出てきた。


そして、挿入歌!すげえええええ!


めちゃくちゃですよ。これ。
ガンダムとかイデオンとは全く違う作風なんですけど、これもかなりやらかしてるなあ。


アンが階段から降りてきて、一回画面のフレームの外に出て1階に下りて、また画面に入るまでのタイミングが完璧すぎる。


髪をとかしてるアンはいろっぽいなあ。宮崎駿はおさげコンプレックスだからなー。
胸は、ハト胸と解釈しました。


話としては、アンが朝ご飯と昼ご飯を食べて馬車に乗るだけなんですけどね!
たったそれだけを!
こんなに!見せてしまう!


あれぇー????
僕って、普段は作画アニメには興味のない人なんだけどなー?
アンはやばい。僕でも分かるほどの作画。
最近のジブリ作品よりも全然資金も機材もかかってないんですが、人手がスゴイ事になっている。
宮さんは、

 自分が義太夫を習っているからと、店子を集めてムリやり聴かせる長
屋の大家の落語がありますけど、手塚さんのアニメーションはそれと同
じものでした。
 昭和三十八年に彼は、一本五十万円という安価で日本初のテレビアニ
メ「鉄腕アトム」を始めました。その前例のおかげで、以来アニメの製
作費が常に低いという弊害が生まれました。
 それ自体は不幸なはじまりではあったけれど、日本が経済成長を遂げ
ていく過程でテレビアニメーションはいつか始まる運命にあったと思い
ます。引き金を引いたのが、たまたま手塚さんだっただけで。
 ただ、あのとき彼がやらなければあと二,三年は遅れたかもしれない。
そしたら、ぼくはもう少し腰を据えて昔のやり方の長編アニメーション
の現場でやることができたと思うんです。
 それも、今ではどうでもいいことですけど。

って「手塚治虫に『神の手』をみた時、ぼくは彼と訣別した」という文で描いてらっしゃいますけど。
うーん。
アンを見るとねえ。これ、コストと人件費と労力と体力、つりあってる?
庵野秀明風の谷のナウシカのオーディオコメンタリーで「宮崎監督は酷いことするなー」ってゆってたらしいし。
あ、赤毛のアンは高畑作品ですけど。


これ、児童福祉文化賞は受賞しましたけど、制作費の回収はスポンサーだけで大丈夫だったの?
すっげえ不安になるくらい、よいものを見させていただきました。


まさか、79年の段階で、ハウルの動く城が200億円をたたき出すなんて分かってはいませんでしたよね?
アニメ業界コエエー!


うーん。アニメは1979年の作品を見てればオッケーという説もある意味確かにそうだなー。


いや、作画で言うと、まー、振り向いた時に首が振り向きすぎて鎖骨が連動してない所が2,3箇所在ったり、一寸変なところは無いではないですが。
それにしても、すごすぎるなー。


もちろん、アンが全体のセリフの8割をひたすら勝手に話しまくるのは大爆笑でした。アホだ!
孤児院での生活が心配だ。子どもの世話は得意というが。
来週の身の上話が楽しみ。