玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-

アニメックスの一挙放送で見た。(家事をしながら)
原作は4巻まで読んでる。原作者が脚本なんだねー。
気分的、機能的な理由から義体の設定は好きではないが、このアニメ版はピノッキオ・フランコフランカ周りを中心にアメリカンニューシネマっぽい感じで良かったです。設定的な部分は嫌いだが、
ピノッキオの関係で、トリエラもなかなかスポットが当たっていてよい。逆に、他の義体は脇だったような?
萌えというのは関係性が変化しないで条件づけされた少女で、トリエラやフランカやピノッキオは関係性が変化するというドラマを持っているので、そういう違いがあるのね、と。
むしろ私は萌えオタクすぎて、自分用の脳内妹以外には萌えなくなったという生粋のフラテッロなのだが・・・(笑)
でも、萌えはロリコンじゃないのね、そう考えると。ロリータ・コンプレックスを突き詰めると、少女が成長して自分を捨てることすらも喜びだが、アニメキャラに対する狭義の萌えという、関係性が変わらないかわいい少女と言うのは、成長しないので、ロリコンではない。
まあ、萬画やアニメは作りものなので、作り物ならではの面白さを追求していいんだけど。
僕は成長萌えなので、成長しない子には萌えませんでした、って言うだけかも。まあ、リコとか原作とは登場時間とかも結構違ってきてるんだけど。


それにして、トリエラとピノッキオはクロスカウンターかよ。あしたのジョーだ。
こういうドラマ性のある話は結構好きです。
敵にも味方にも事情はあるけど、双方ともそれを知らないで戦いあうところとか、雰囲気が良いね。ドラマだ。


でも、妹萌の僕なんだけど、「年上の人に褒めてもらいたいから命がけでかまってもらおうとする」って言うのは妹萌えと言うよりは、親子関係のどろどろを連想するので、あんまり好きではない。
どうも、親に認めてもらおうとするのは、旧世代に承認を求めようとする感じで、自分の人生を否定する感じだから、好きではない。(義体の境遇もあるんだけどさ)
僕はアグリッピーナコンプレックスだから。
そういうわけで、トリエラがヒルシャーへの愛情を持ちつつ、自分個人としてピノッキオとの死闘にこだわるって言うのは、個人の人生を大事にしてる感じで好きなんだ。まあ、ヒルシャーの銃がキーアイテムだから、混じりあってる感情だけど。それはそれで。


原作2期はまた違ってきてるんだろうねえ。余裕があれば読む。